坂東33札所巡りー5

期  日 2020年1月19日(日)
参加者 CL椛澤 他6名
コース 20番8:00~25番9:40~26番10:20~27番12:50~28番13:15~29番15:50

   坂東第20番
独鈷山「西明寺」益子観音
いつもより1時間早く群馬を出発して、北関東道を通って焼き物で有名な益子町にやってきた。と言うのはスケジュールの都合で今日は6か所を尋ねたかったから。

到着は予定通り8:00、境内には一人の参詣者も無く静まり返っていた。

国指定重要文化財の楼門
本堂納経所は締まっていて8:30から開くようだ。
先ずはお勤めを済ませ、時間を取って御朱印を戴くことにした。
これも国指定重要文化財の三重塔。
立派な三重塔
全国で最大級の、笑いの閻魔と言われていると言う。
格子窓の隙間から覗くと、たしかにお笑いになっている閻魔様。
上の写真では隠れていた悪童子(左)の後ろに居る奪衣婆
こわ~。
善童子(右)の裏に垣間見える地蔵菩薩。
これが閻魔同。
本堂の脇にはコウヤマキの巨木
一番下にHITACHIと有るのは寄進者か。
   坂東第25番
筑波山 大御堂
現在、大御堂は新築中で、今年中に竣工予定だとか。
新しい建物は眩しいばかりに輝いていた。
弘法大師様作と言われている千手観音様は堂宇全てが竣工の時にお出ましになるのか?
真新しい観音様が鎮座されていた。
煌びやか過ぎる・・・・・。
   坂東第26番
南明山 清瀧寺
入り口の所に手水場が有り、清めてから石段を登る。
立派な山門
ロウソク、線香を手向け、般若心経を唱える。
御本尊様は聖観音様
納経所は地元老人会の有志が年中無休でご奉仕していると言う。
有難いことです。
   坂東第27番
飯沼山 円福寺 飯沼観音
朱塗りの立派な山門
美しい五重塔
犬吠埼灯台の近くまで高速道を乗り継いで銚子迄の長い道のりだった。
漁業が盛んの銚子港や街並みはこの円福寺を中心に栄えてきたと言う。

傍らには阿弥陀如来坐像が。
本堂の中では案内のお坊さんが説明をしてくれた。
全部は入りきらない天井絵
坂東33、西国33、秩父34の百観音が描かれているそうだ。
反対側の天井絵
こちらは四国88箇所お寺のご本尊様が描かれている。
   坂東第28番
滑河山 龍正院 滑河観音
重要文化財 仁王門
茅葺屋根が素晴らしい。
300年以上前に建立された本堂。
   本堂の天井絵は鳥の足をした天女が舞っている。
狩野派の絵師の落款がある。
  二つの絵は対になっていた。
狩野派の絵師の名前がはっきりと読めた。 
無学な私にはその人の事は分らないが「狩野柳元」と書かれていた。
   坂東第29番
海上山 千葉寺
時間ギリギリで千葉寺に到着。
立派なイチョウの巨木。
   1300年以上の樹齢とされている。
我が家の家紋と同じ!
本堂の写真を撮り忘れたー。
運慶作と言われる仁王像がある仁王門
弘法大師御遠忌記念の石碑
(御遠忌とは宗祖に対して行われる法要)
inserted by FC2 system