峠シリーズ No.11.12  吉ヶ谷峠・雉子ヶ尾峠

期  日 2013年3月9日(土)
参加者 CL椛澤 他5名
コースタイム;安中市自性寺8:30−吉ヶ谷津峠9:20−浅間山9:50−御嶽山11:50〜12:50−雉ヶ尾峠13:00−自性寺14:05

地形図に?マークが有ったので期待して来てみたが、残念な事にそこは廃業していて、看板も無く建物だけが残っていた。
車を停めさせて頂くのには丁度良かったので、この際図々しく停めてしまった。
吉ヶ谷津峠に向かって歩き始めると「猿田彦大神」を祀る文字塔と石祠があった。庚申塔の神道形であろうか。
峠歩きとはいっても広い県道が通っているので、車の往来がありのんびりとは歩けない。
正面の低い所が峠らしい。
吉ヶ谷津峠は両側がコンクリートブロックで壁が作られ峠の標識は無かった。
そこでオリジナルの控えめなプレートを掲げて証拠写真とした。
こんな感じかなー。
峠を越えて中里見方向へ下る。下らないで浅間山に稜線を行こうと思っていたがコンクリートの壁は登る所が無かった。
少し下ると古びた看板があり、ここを左折した。
急に車の通りが少なくなった道を少し行くとまた
左折する道が有った。地形図には全く書かれて居ない舗装道路。
舗装道路を行くと浅間山の鳥居がある広場に到着。
石の階段が上へと続いていた。階段の数は136段だった。
鳥居の横にはこんなのが有った。成るほど―(*^。^*)ふむふむ。
浅間山に登ると「すかいさん」のプレートが有った。
私の行く所どこもすかいさんが先に行っているようす。
浅間山の下りは地形図にある破線を辿ったら、朽ちかけそうな赤鳥居のところへ出た。
そこから上里見の雉子ヶ尾に向かう道は誠に展望が良い。
今年は梅の開花が遅れているようで、残念だが、咲き誇る時なら更に素晴らしい展望なのだろう。
車は殆ど通らないので・・・・・・。
雉子ヶ尾の県道に出て雉子ヶ尾峠に向かうと案内マップと自動販売機が有ったのでここで一休み。
ふりがなは、きじご峠とふってあった。
新道と旧道かな?
我々は峠より先に御岳山に行くので右の道を行く。
この道も地形図には載っていない。
旧峠らしきところに「利平翁山犬退治之場」なる新しい石碑が立っていた。
取りあえず調べてみたが何のこっちゃ解らん????(^_^;)
急な道を汗をかきながら登った。
帰宅して分かった事だが、この日は統計を取り始めてから、3月としては一番温かくなったらしい。
どおりで暑かった訳だ。

むむ?!
この石像はいかに?
またがっている動物はキツネの様だが?

まさかこれが山犬退治の像では?
まさか^m^
すかいさんはここにもお出まし。

因みにすかいさんとはここをクリックしてね。
御岳山には石碑石仏等が沢山、細かく見なかったが明治時代の物が殆どの様であった。
展望は良くて西上州の御荷鉾山や雪の八ヶ岳、浅間山、妙義山、草津白根山、榛名山、上州武尊山、日光白根山、赤城山等々が展望出来た。
この時期、陽だまりで昼食をとるのが普通だが、今日は暑いのでたまたま有った四阿に日影を求めたのだった。
御岳山から峠には降り立つ事が出来ないので少し戻って、踏み跡らしき道を辿るとここに出て来た。薄暗い、湿っぽい雰囲気、いやな感じのところを下ったらここに出たのだった。
ポールに峠のプレートを固定した。
まさか、今日咲いたのでは有るまいが、急にお花の咲いた梅の木が多くなった気がする。
淡いピンクの梅花
写真を撮っていたら置いてきぼりになったー!
下秋間に入ると双体道祖神や庚申塔が道端に有った。
これは明和3年というから1766年、己待と云うのだから庚申と同じく60日に集まるのかな?
供養の意味が今一解らなかった。
こちらは二十三夜の月待講かな?でも供養塔と読める。
一番左は如意輪観音の様で有るが、女性か子供の供養をしたのだろうか。?
馬頭観音に道祖神

いずれにしろ御岳山への参詣道なので石仏が多いと思われる。
田圃にはピンクの絨毯の如くホトケノザが咲いていた。
一周して廃業?に到着
余りの暑さにへとへとの峠歩きだった。
inserted by FC2 system