日本中央分水嶺踏破シリーズ 蓼科山
期  日    2013年7月13日
参加者    CL椛澤、他5名
コースタイム 竜源橋6:55−大河原峠9:30−蓼科山11:20−すずらん峠14:40−竜源橋15:25


本当は、今日と明日の二日間「?差(エブリサシ)岳」に登る予定だったが、新潟方面は梅雨前線が活発なので、やむを得ず変更して、あちこちの山を検討した結果、分水嶺でもある蓼科山に決まったのだった。
竜源橋からスタートして左回りに一周する計画。
かなりの時間を有するルートだったが、結果は予定より2時間早く終了する事が出来て良かった。
まずは大河原峠に向かって歩く。
蓼科山には何回となく登っているが、ここのルートは初めてなので嬉しい。
この時期、何処でも普通に見られるギンリョウソウが有った。
登山道は急斜面は無く歩き易い。
途中から蓼科山に登る道が有ったが、我々は日本中央分水嶺歩きが目的なので真っ直ぐ進んだ。
天気は曇りで、晴天は望めそうもないが、降らないだけでも良しとしよう。
天祥時原(平)は平坦な地形のところだった。
右に行くと亀甲池方面。
ここも真っ直ぐ行く。
高原はまだ新緑のよそおいで、吹く風は涼しいと云うより冷たく寒いくらい。
大河原峠には登山者の車が沢山停まっていた。
これってゲンノショウコかな?
テガタチドリ
大河原峠からは、登山道と分水嶺が山頂まで殆ど同じなので、道なりに歩いた。
しかし、石ころの道は歩きにくく疲れる。
オサバグサ
合併で佐久市になったため、此処が佐久市の最高地点となったのだろうか。
立派な標識が建っていた。
その先は縞枯れ現象で立枯れたシラビソが骸骨の様相を呈していたが、その根本には沢山の幼木が育っていて、世代交代の準備をしていた。
将軍平の山小屋には沢山の登山者が休んでいた。
この山の特徴とも言えるのか、小さな子供連れの多いのには驚くし、最近の山ガール、山ボーイの沢山いた。
歩行時間の少ない事が良いのかな?
この山の何処にも見られるシロバナヘビイイゴの花。
頂上直下は大きな石がゴロゴロしていて、慣れない人は大変みたい。
ツマトリソウは此処だけ沢山あった。
蓼科山の山頂は防寒着を着ないと寒い。
山頂の一等三角点をチェックして直ぐに下山開始。

と言うのもガスっていて何も見えないから。
山頂から女神茶屋方向に下山する。
途中三角点2113.3m峰を過ぎ、傾斜の緩くなる所から、登山道は分水嶺を外れてしまうので、位置を確認して右の笹藪に踏み込む。
殆ど平坦な地形を、コンパスを頼りに進んだ。
最後の所だけ笹は無かったが、石がゴロゴロしていてあるきずらかった。
そしてスズラン峠に到着。
もっと凄いヤブが有るのかと思ったが拍子抜けだった。
ここが分水嶺。
皆さんヤブ漕ぎごの記念写真
スズラン峠から蓼科山登山口や女神茶屋を過ぎ、竜源橋に予定より2時間も早く到着出来て\(^o^)/。
ヤブ漕ぎを始めて経験した人も居たので、どうだったかな?。
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