日本中央分水嶺シリーズNo.12 鉢伏山ー塩尻峠ー善知鳥峠

期  日  2014年6月5日(木)
参加者  CL椛澤 他2名

コースタイム;鉢伏山荘7:20−鉢伏山7:40−鉢伏山荘8:05−高ボッチ9:40−東山11:20〜11:40−塩尻峠12:45−1090m三角点15:20−善知鳥峠16:00

1/25000地形図「鉢伏山・諏訪・北小野」

目まぐるしく変わる天気予報に惑わされながら、今日を待った。
昨夜の予報より、来てみると降りは弱い様でホッとした。

最終目的地「善知鳥峠」売店脇の軒先を拝借してバイクを停めた。
一路出発地の鉢伏山荘へ。

山荘の人はまだ居なく、駐車場へ車を停め準備していると出勤してきた。駐車場代金500円を支払い、鉢伏山に出発する。
遠く、美ヶ原が雲の間に姿を現す。
先週、三峰山から歩いた鉢伏山の山頂を踏み、直ぐに鉢伏山荘へ引き返す。
山荘前から先ずはこの車道を歩き始める。
この右上が日本中央分水嶺だ。
高ボッチ迄は車道歩きを予定していたが、上手い具合に分水嶺の真上に踏み跡を発見。
車道と重なるところもある。
この辺りはズミの花が満開で山肌が白い。
大木もあり、見事な並木が続いていた。
空が灰色で、花が目立たないのが残念。
サクラスミレ?
高ボッチ入口
天気が良ければ素晴らしい展望なのだが。
眼下に諏訪湖がぼやけて見えるくらい。
高ボッチを過ぎて下って行くとこの様な看板が有った。
3大標高に愛を誓う??

塩尻市が観光に力を入れているようだ。
高ボッチを過ぎてから車道と離れて分水嶺を行くのだが、曲がり道を通り過ぎてしまい、慌てて戻った。
此処が分水嶺&ハイキングコースの入口。
わずかな踏み跡程度。
この様な状態なので夏は草が生い茂って道は更に不明になるだろう。
ズミの花びらが散り敷いていた。
樅の木の林床は草も生えない。
唯一の指導標。
ここの辺りは分水嶺を実感できる。
左右が急傾斜になっていた。
あれれ?
先週の分水嶺歩きでも見かけた「横川山」
これは何かの暗号なのかな?
地図には無い荷直峠
東山への登りはきつかった。
東山に設置されていた三角点。
新しいと見えて二等の文字が現代風に、左から右へ読むように刻まれていた。
山頂標識
東山からは真っ直ぐに下る道が付いていた。
下りきったところは湿原になっていた。
この水は一体どちらに流れて行くのだろうか?
あちこちにこの様な標識が、
何々区と言うのは、群馬では林班の事なのだろうか?
更に下るとキャンプ場が有った。
更に下ると塩尻峠に到着。
此処は関東富士見百景らしい。
でも此処は関東では無いのでは???
まだ最近のようだ。取って付けた様な?
晴れていればこんな感じみたい。

ここは日本の音100選でもあるようだ。
明治天皇は絶大な権力だったのか!
国道20号線を渡るのに、車がひっきりなしに通るので心配したが、ちゃんと歩道橋が設置してあった。
歩道橋を渡った所にこの様な指導標があったが、しかし????
分水嶺の案内では無い様だ。
歩道橋を渡ってから分水嶺上にしっかりした道があり、別荘地まで続いていた。
しかし、別荘地は荒れ果てていた。地形図を見ても等高線が寸断していて、分水嶺がさっぱり分からない。
現地を見れば解る、と思っていた私の考えも甘く、現地に来ても直ぐには分からなかった。
コロンブスの卵では無いが、結果的には別荘地の北側を歩けば良かったのだが、あとの祭り。
別荘地の外れにはこんな標識もあった。
別荘地を過ぎても、分水嶺のの在り処がハッキリしない。落葉樹の森で見通しが利かないのだ。

かろうじて分かるのが送電線の巡視路
鉄塔が見えてようやく、分水嶺を特定で来た。
送電線の屈曲地点に設置されていた三等三角点。
三角点を過ぎれば、善知鳥峠はもう間近だったが、此処から先は全くのヤブだった。
疲れ切った身体に最後の力を出し切って薮を突破した。
後は下るのみ。
善知鳥峠に到着。
日本中央分水嶺の峠らしく分水嶺の上にこの様な仕掛けが有った。左に流れる水は太平洋に、右に流れる水は日本海に。
分水嶺公園として整備された様だが・・・・・。
難読漢字のベストスリーに入ると言われる善知鳥峠(うとうとうげ)
謂れ書き。

此処で、二人を残して、私はデポしてあったミニバイクに飛び乗って、鉢伏山荘へ向かった。
ガスで何も見えない鉢伏山荘前。
バイクを積む。
善知鳥峠に戻ってから帰途に就いた。
コンビニでソフトクリームを美味しく頂いた。
頭をかじってから写真を撮った(>_<)。。。
高崎で解散してから、一人すき家で牛丼の特盛をペロッとたいらげた。
やはり、食べ始めてから、写真を撮る事に気付いたので、一粒残らず食べ終わった写真(^^ゞ。

今日、関東は梅雨入りした模様。
inserted by FC2 system