白馬岳ー雪倉岳ー朝日岳

期  日   2015年8月2日-4日(日ー火)
 参加者   CL椛澤 梶原 江積 塩沢 三原 島田 小板橋
コースタイム;2日(日) 蓮華温泉7:25〜45−天狗の庭10:00−白馬大池11:40−船越の頭13:20−
               小蓮華岳14:20−三国境15:30−白馬岳16:25−白馬山荘16:50
        3日(月) 白馬山荘5:35−白馬岳5:50−三国境6:35−鉢ヶ岳7:45−雪倉岳避難小屋8:20−
               雪倉岳9:20−水平道分岐13:00−朝日小屋14:50
        4日(火) 朝日小屋5:30−朝日岳6:35〜6:50−栂海新道分岐7:20−花園三角点9:45−
               白高地橋11:25−瀬戸川橋12:40−兵馬ノ平13:35−林道14:15−蓮華温泉14:30 

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2日
12年前、2003年7月19-21日に訪れて以来12年ぶりにこの同じルートを歩く。

蓮華温泉の駐車場は満車、仕方なく歩いて10分程戻った路肩に駐車した。
蓮華温泉の庭を通り登山口を見つける。
直ぐに登山口は見つかった。
折からの真夏の日差しは容赦なく我々を照らして、焼けこがす勢い。
汗だくになりながら、ひたすら上を目指して歩く、懲りない面々。
天狗の庭まで来ると展望が開け、気持ちもやや前向きになった。
この見える山は?
多分雪倉岳かなー?
まだ先が長いので、山座同定する気力もない私。
危なっかしいところは此処だけだった、今日の道程。
ダケカンバが見えたらもう大池も近い。
白馬大池には沢山のハイカーがたむろしていた。
ハクサンコザクラやハクサンイチゲが爽やかに迎えてくれて、気分もかなり上向き。
日射しを覆う夏の雲は、天のお助け。
お陰で真夏の日差しを受けずに稜線歩きが出来た。
展望は明日にお預け。
小蓮華岳への登り。
振り返れば登山道がハッキリ見えて、歩く人に元気を与える。
小蓮華岳山頂。
山頂には逆鉾が突き刺さっていて、信仰の山だとわかる。
首無し地蔵様。
お賽銭がたっぷり。
遠くの空には入道雲がモクモク。
雷が心配だー。
一旦下る。
三国境、明日は此処から雪倉、朝日に向かう。
岩場も簡単に通過。
すると白馬岳山頂が見え、ひと踏ん張り。
山頂三角点
空は快晴。
山頂から見下ろすと白馬大雪渓が見えた。
誰も歩いていなかった。


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3日
今日も朝から快晴。
尖がりは槍ヶ岳
右のピークは剱岳、中央が別山、左が立山
広角で見るとこんな感じ。

白馬山荘からの眺め。
今日も長丁場なので、白馬岳山頂は横目で見て素通りする。
左遠方に見えるのが朝日岳。
遠いなー。
遥か彼方に富士山が、肉眼では見えたが、カメラではダメだー。
昨日歩いた小蓮華方面
更に下って行くと
三国境。
既に朝日岳が隠れそうで、雪倉岳が大きい。
三国境を下り始めたら、タカネマツムシソウが沢山咲いていた。

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目の前に現れたのは鉢ヶ岳。
標高2500m以上の山にエントリーされているので、リーダ―をS氏に頼み
私だけで山頂を目指した。登山道は無い。
山頂に標識は無いが、ケルンが積んであったので、そこから見る雪倉岳。
反対方向の白馬岳や旭岳
地図にも道は無い。
時間が無いので三角点には行かなかった。
雪倉岳に向かって下る。
すると、此処からでしか見えない細長い池が青く輝いていた。
振り返る鉢ヶ岳。
メンバーと合流して雪倉岳避難小屋で休憩。
雪倉岳は大きな山、登りながら後を見ると白馬岳は遠くになっていた。
平日にもかかわらず、雪倉岳の山頂には沢山のハイカーが休んでいた。
石で出来た立派な山頂標識。
雪倉岳を下り、赤男山は富山県側を巻く。
木道のある巻道。
ハクサンコザクラの咲く、その名も小桜ヶ原
朝日小屋ルートは山頂を行くのと、水平道を行くのと二つに分かれる。
我々は水平道を選択した。
(ここをマウスでダブルクリックして、文章を入力してください。)
雪渓が何カ所か残っていたがアイゼンの必要は無かった。
殆ど平な雪渓。
水平道を回り込むと遠くに朝日小屋の尖がり屋根が見えて来た。
再び朝日岳登山道と合流
この丘の向こうが朝日小屋。
小屋に着くとガスが巻いてきた。
小屋の前のテーブルで休んでいると、いきなりヘリコプターが轟音を立てて飛来した。
足首を捻挫した登山者が居るらしい。
ヘリコプターには「アカギヘリコプター」と会社名が書かれていた。
民間ヘリは高いだろうなー!
数名の人をおろして飛び去って行く。
朝日小屋の名物おかみ、夕食時ワインで乾杯の音頭をとって盛り上がった。
(中央上のブルーのTシャツの方)
勿論料理は最高、美味しかった。
トイレに入ってビックリ、ウオシュレットだった。
山小屋では初めて。
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4日
早くも今日は最終日。
昨日来た道を戻り、水平道を右に分けて朝日岳に登る。
しっかりした案内板
最初は樹林帯で展望は無かったが、中腹からは展望が開けた。
山頂へ続く道。
山頂到着。
山頂標識
三角点
朝の空気は爽やか、気分も爽やか。
方向を確認して下山開始。
草原に残月。
栂海新道分岐。
おやすみ所でくつろぐメンバー。
なかなか気が利いている登山道だ。
どんどん降って、遠くの山も見収め。
花園三角点。
そうとう下ってまだかなー?と思う頃ブナの林になるが、下りはまだまだ続いた。
白高地沢には鉄橋が架かっていた。
雪の次期は撤去されると地図には書いてあるが、撤去されるのは手摺だけかも?
橋を渡る頃はギンギン照りつける日差しで身体がBBQにされそう。
すると今度は、瀬戸川に架かる鉄橋が有った。
疲れた身体にはキツイ登りがあり、登り上げた所には花園が待っていた。
   兵馬の平、カラフルなお花が咲き乱れていた。
更に登ると、ダケカンバの巨木が現れて、蓮華温泉も近い。
キャンプ場へ続く林道、これを少し歩けば温泉。
駐車場は平日なのでガラガラかと思ったら満車状態だった。
私はザックを下ろして、愛車を回収に向かう。
さすがに離れたところに停めた車は私だけだった。

この後温泉に入って三日間の汗を流し、冷えたスイカを食べて、帰途に就いた。
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