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                富士山(上田市)

期  日  2016年1月4日(月)
参加者  CL椛澤 岩井 梶原 桜井 鈴木 藤井 堀越 山口京 

コースタイム;高梨登山口10:05−市峠11:05−富士山11:35〜12:25−市峠12:45−登山口13:50

皆さま、明けましておめでとうございます。
今年もこのHPにお越しいただき有りがたく存じます。
昨年に引き続きよろしくお願い申し上げます。

さて、新年になりましたので、壁紙を変更いたしました。
この壁紙は、今は無きA.Tさんが好んで使っておりましたが、思い切って今年は使わせていただくことにしました。

今年の最初の山は「富士山」
おめでたい山名にあやかって、今年も楽しい山行が出来ますようにとの願いを込めた山であります。
鹿教湯温泉手前の高梨地区から、市峠登山口へ向かう途中民家のご主人が、親切に車を停める場所や、どこを行けば良いか懇切丁寧に教えて頂き、とっても有りがたい新年の幕開けです。
教えられた通りに車を停め、歩いて行くと杉木立に囲まれて墓所があり、石仏や石碑が有った。
苔むしていて、文字の判読は難しいが、ガイドブックによると「奉納西国納経供養塔」であり、台座には左山、右上田と刻まれて入るらしい。
石碑、石塔、石仏は随所に有って往時の面影を偲べ、重要な峠道だったことが分かって嬉しい。
また、それぞれの石仏の形が違う馬頭観世音があり、見ていて楽しい。
馬頭観音が見守る峠道はこころ休まる風景だ。
また設置した年代も、江戸から明治大正、昭和と刻んであった。
一部崩落個所が有る、とガイドブックに載っていたが、慎重に歩けば大丈夫だった。
午前の陽を浴びて神々しい馬頭観音。
峠道は杉林では無く、雑木林の中を行くの明るい。
すると石垣が積まれて中が見える建造物が有った。
炭焼き窯の様だが入口は狭く、人が入れる程広くなかった。
窯の内はこんな感じ。
良く分からないが、これって炭焼きと言うより焼物窯みたい?
時折美ヶ原方面の溶岩台地を望みながら市峠を目指す。
市峠直下の峠道は、群馬長野県境に有る入山峠の群馬県側によく似ていた。
峠には小さな標識が遠慮がちにぶら下がっていた。
峠道を外れて富士山に向かう尾根道を行くと、目の前に山頂らしきピークが見えて来て、もうすぐの様だ。
稜線は歩きやすい。
山頂直下は急登で立ち木に掴まりながら登るが、右手塩田平の先には四阿山、根子岳と思しい雪のピークが遠望できた。
そして山頂。
山頂には三等三角点(1029.4m)標石が埋まっていた。
山頂の陽だまりでランチタイム。
するとmikaちゃんが「これから表彰式を行います」と言った。
私の首に金メダルを掛けてくれたのだった。
何の意味を込めたメダルかは、ここで明らかにはしないが、私にはとっても嬉しいサプライズだった。
下山時馬頭観音様は西日に輝き、われら8名に祝福を与えたかのような表情だった。
新年最初の山をこの山に決め、本当に良かった。
下山後鹿教湯温泉街に行き、別名「鹿教湯富士」と呼ばれている姿を撮った。
なるほど!それは富士山で有った。
私がゴールドメダリストとなった証拠の品である。

やはり金はずっしり重いのー。(*^^)v
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