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                                   閼伽流山

期  日 2016年3月27日
参加者 CL椛澤 桜井 鈴木 高橋あ 藤井 星野 山口き 吉田よ

コースタイム;閼伽流山明泉寺9:30−観音堂10:20−仙人ヶ岳10:30−閼伽流山11:00〜12:00−観音堂12:20−明泉寺13:00

上信越道、群馬県と長野県との県境を貫く八風山トンネルを長野県に抜けると、次のトンネルには閼伽流山トンネルと言う名前が付いている。
今日はこのトンネルの上に有る閼伽流山への登山、と言うよりハイキング。

土地勘の無い私は最近ようやく取り付けたナビゲーションシステムとやらにお世話になって、やっとここの明泉寺にたどり着いた。
文明の利器は私の頭を悩ませることなく、ピタリと到着。
さすがだ。って当たり前か(^^ゞ
お寺の入口にはこの様な事が記され、由緒正しい事が伺える。
閼伽流山山頂までではないが、仙人ヶ岳までの案内図。
車を路肩に停めて準備をしていると、若い男性が現れて「駐車場はすぐこの上に有る」と親切なお言葉。
なるほど、良い駐車場が有ってよかった。
明泉寺へはこの急な階段を登って行く。
不信心で罰当たりの私は本堂の写真を撮り忘れてしまった。
本堂脇から林道に出て、道なりに行くと1丁目毎に丁目石が置かれ、仙人ヶ岳の12丁目まで続いていた。
丁目石と一緒に歌の碑も設置されていた。
道の傍にはダンコウバイが黄色く灯る。
史蹟「閼伽流城址」登山口と書いてあるが、閼伽流城址はいずこに?
しばらく行くと垂直に切り立った、高さ数十メートルの大岩壁が立ちはだかり、いかにも伽藍の佇まいに相応しい場所が有った。
そこには先ず鐘楼が有って、立ち入り禁止や鐘を打つなとかの断り書きが無かったので、一撞きさせて頂いた。
体中に振動が伝わる素晴らしい音色であった。
正面に有るのが観音堂
中を覗くと何やら光るものが見えたが、肉眼では識別できない。
ストロボで撮ってみると観音様が見えた。
天井絵は花鳥風月が書かれていると言う。
屋根には鬼瓦に菊のご紋章
由緒ある事がこれでも判る。
観音堂の脇を登って仙人ヶ岳を目指す。
通り過ぎない様、親切にしっかりして案内あり。
六角形の東屋が有ったが、やはり撮り忘れた。
でも展望は開豁。遠く八ヶ岳連峰も見えるが春霞でくっきりとしない。
右に目を転ずれば雲が浮かんでいると思いし、しかし目を凝らせばそれは北アルプスのま白き連嶺だと気付く。
大キレットを間に左には槍・穂高の嶺、右側は表裏の銀座だろうか?。
十二丁目(仙人ヶ岳)
展望を楽しんでから一旦少し戻って、閼伽流山を目指す。
閼伽流山山頂
私の調べでは北緯36°16′06″
        東経138°32′09″
        標高1029.6m
山頂から少し東に降ったところには四等三角点。
私の持っている25000分の1地形図では1027.9m
しかしてweb国土地理院、電子国土では1028.2m
近年航空測量による修正だろうか?。
山頂でゆっくり昼食をとり、明るい雑木林を下山開始。
石垣を積んだような大きな岩が目に入った。
バライティーに富んだ面白い山だった。
おしまい。
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