那須岳(隠居倉)
期 日 2016年6月29日(水)
参加者 CL椛澤 内田 生方み 江積 梶原 齋藤 宮内 桑子 吉田と 柿沼 平 東 塩澤 柳田 吉田よ
タイム;峠の茶屋7:40−峰の茶屋8:40−煙草屋10:05−隠居倉11:25〜12:15−熊見曽根13:00−朝日岳13:25−峰の茶屋14:20−峠の茶屋15:05
梅雨真っ最中のこの時期に那須岳を計画したのは、隠居倉に咲くと言う「ニョホウチドリ」を見たいが為で、多少の雨は覚悟の山行だった。 朝、前橋を出発する時は霧雨だったが、栃木県に入って北上するころには空が明るくなってきて、雨の心配は薄くなってきた。 しかし、峠の茶屋付近まで来ると深い霧が立ち込めていた。 |
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峠の茶屋の駐車場に入ったところに駐車したが霧の中で、トイレの場所も分からないくらい広い。駐車場の一番奥に登山道の入口は有った。 | |
見覚えのある登山道になった。 | |
狛犬には赤い帽子が掛けてある。 | |
今回はお花が目的なので、ゆっくり歩く。 早速マルバシモツケ発見。この後この花は登山道沿いに沢山咲いていた。 |
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ハナヒリノキ | |
霧の中峰の茶屋へ向けてドンドン歩く。 たまに下山する人に出会ったが、数は全く少ない。 |
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峰の茶屋避難小屋到着。 | |
峰の茶屋からは三斗小屋温泉へ降る。 此処からは初めて歩く道なので嬉しい私。 |
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降って行くとこのような案内有り。 | |
相変わらず深い霧が立ち込め、幽玄な雰囲気を醸し出していた。 | |
オククルマムグラ | |
オオバヨツバムグラ | |
こんな看板も有った。 | |
調べてみたが花名は分からない。 花に見えるのはどうやら、花びらが落ちた後のガク片の様だ。 |
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三斗小屋温泉の煙草屋到着。 ご主人が作業をしていて、お話をしたがとても感じよい印象を持った。 次に来るときは此処に泊まりたい。 |
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煙草屋の前を通り過ぎると、手作りの案内標識は有った。 | |
ミヤマカラマツ | |
ヤマオダマキ | |
しばらく進むと、ごうごうと音を上げる源泉地に来た。地獄のような恐ろしい音だった。 | |
マルバシモツケと源泉の蒸気 | |
隠居倉へはきつい登り、小さな花などを見つけながら行く。 | |
オノエランがあちこちに可憐な花を咲かせていた。 | |
タカネツクバネウツギ | |
隠居倉到着。 広い場所なので昼食タイム。 方位盤が有ったが、周囲はガスに覆われて山座同定は出来なかった。 |
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隠居倉から一旦下って行くとお花の咲く場所に到着。 テガタチドリかと思ったが、ノビネチドリだった。 |
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ベニバナイチヤクソウ | |
テガタトドリ | |
そして今回山行の目的であるニョホウチドリ発見! | |
美しい花だった。 結構沢山咲いていた。 来たかいが有って嬉しい。 |
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ハナワラビが一株だけ有った。 | |
ニョホウチドリは一株に花の数が少ない。 | |
テガタチドリのアップ。 | |
ハクサンシャクナゲ | |
コイワカガミ | |
熊見曽根へ到着。 此処からの稜線は何度か歩いていた。 |
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ウラジロヨウラク | |
何も見えないが朝日岳に立ち寄ってみた。 | |
朝日岳を迂回する場所はクサリ場で、慎重な行動が必要。 | |
強風で名高い峰の茶屋も今日は無風状態だった。 | |
峠の茶屋帰着。 数台停まっていた車も今は一台も無くなって我々だけの車が霧の中にひっそりと待っていた。 この後「鹿の湯」で汗を流した。以前一番熱い湯に入ったので、今回も入ってみたが、以前よりぬるかった。これは私が加齢のため皮膚が鈍感に成った為なのかな? 結局笠の出番は無く、帰途の車中で降られたが、前橋に着いたら止んでいた。 |