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                 餓鬼岳(北アルプス)

期  日  2016年7月31日-8月1日(日・月)
参加者  CL椛澤 井野 江積 梶原 川島 宮内
タイム   31日;白沢登山口6:45−魚止メの滝8:30−最終水場9:20−大凪山11:30−昼食11:55〜13:35−餓鬼岳小屋15:15
           −餓鬼岳15:40〜55−餓鬼岳小屋16:00(泊)
       1日;餓鬼岳小屋6:10−大凪山8:40−最終水場11:10−白沢登山口13:30 

31日

餓鬼岳登山口である白沢登山口には早くも路肩に沢山の車が停めて有り、我々は焦った。
構わず進んでゆくと、一台分のスペースを見つけてスッポリと収まったのだった。
ラッキー。
しばらくは林道を行く。

表銀座コースは通常合戦尾根からと言われるが、実は今日のこのルートから表銀座コースは始まるのだ、と言う人も居るそうだ。
コバギボウシがあちこちに咲いていた。
林道終点。
正式には此処が餓鬼岳登山口である。
何とも危うい橋が左岸から右岸に架かっていた。
タマアジサイの蕾は成る程玉である。
咲くとこんな感じになる。
何回となく危なっかしい橋を渡り返す。
幸い今回、川にドボンする人は居なかった。
オクモミジハグマの繊細な花びらはいつ見ても素晴らしい。
ソバナは丁度盛りと咲いていた。
川を渡るだけではなく、ハシゴや階段も連続する。
此処は紅葉滝、滝は緑に覆われていて、殆ど見えないが、秋にはその優雅な姿を現してくれるだろう。
怖いが橋が無ければ到底渡れないような場所が続く。
魚止メの滝
まだ山頂まで5時間もかかるのかー。
シラヒゲソウ
タマガワホトトギス
しかし疲れるなー。
シモツケソウ
クサリ場にハシゴに橋の連続。
一か所だけ渡渉が有った。
ツクバネソウ
最終水場によれよれで到着。
無風で蒸し暑く、汗びっしょり。
いつもの倍以上水を飲んだ。
ハクサンオミナエシ
最終水場を過ぎれば歩きやすくなるかと期待したが、全くの期待外れで、歩きにくい道の連続。
気が付くと大凪山山頂の標識。
でもここはピークでも無く、不思議な山頂だ。
場所が狭いので、少し先に行ってから昼食タイムを取った。
アリドオシラン
通称鬼太郎のオヤジこと、ギンリョウソウ
ウサギギク
この様な案内板が有るくらいキツイ登りなのだー。
マルバダケブキに蜜を吸うベニヒカゲ
クロトウヒレン
ミヤマアキノキリンソウ
エゾシオガマ
アカモノ
やっとの思いで到着!
前回2007年7月14-16日に来て以来9年ぶりの小屋。

全く記憶に無い。
これを戴ける。
二枚目(#^.^#)
小屋で受付を済ませてから裏にある餓鬼岳山頂へ。
途中コマクサが沢山咲いていた。
餓鬼岳山頂。
小屋の内部、食事が済まないと布団は敷かれません。
夕食はちらし寿司に特大のグレープフルーツ半切り付。
食後、再度餓鬼岳に登ったら槍ヶ岳が姿を現した。
来週はあの表銀座コースを歩く予定。

餓鬼岳からの展望

1日
今日はゆっくり朝食を取って下山する。
大凪山を通過。
最終水場までが長かった〜。
更にまだまだ下り、へとへと。
清冽な流れに心を癒されて。
更に下る。
川全体が花崗岩の為なのか白く明るいので白沢か。
やっとの思いで下山した。
もうどこにも我々も車以外は一台の車も見えなかった。
この後大町温泉「薬師の湯」に入って帰途に就いた。
餓鬼岳小屋で頂いた薬師の湯割引券が使えてちょっと得した気分だった。

翌日は一日中筋肉痛だった。
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