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        視覚障害者支援 榛名湖畔 軽ハイキング

期  日  2016年9月13日(火)

主  催  公益社団法人 群馬県視覚障害者福祉協会(群馬県委託事業)

参加者  視覚障害者及びサポーター群馬県担当者等約35名

前橋ハイキングクラブ;CL船津 清水隆 清水和 吉田米 佐田 田中精 椛澤 生方み 田所 山口京 柿沼 藤井

今日は視覚障害者支援、榛名湖ハイキングとして前橋ハイキングクラブがサポートさせていただくハイキング。
出来れば天気が良く、爽やかな湖畔の風が吹き渡ることが良かったが、朝起きてみると屋根を打ち鳴らす大雨が私を驚かせた。
中止の連絡も無いので、急いで集合場所の高崎へ向かった。
降る雨は視界を遮るし、通勤時間帯なので交通は物凄い混雑、1時間前に家を出たが、いつもの2倍の時間を要した。
降雨の一部予定を変更、群馬県埋蔵文化財調査事業団内の「発掘情報館」を先に見学する事となった。
担当者のお話を聞いてから見学した。
興味あるお話が聞けて良かった。
その後バスと車を連ねて、先ずは水沢へ向かう。
うどんで有名な水沢では、万葉亭に寄って試食に出された湯の花饅頭と水沢うどんを食べた。
もちろんお土産も買った。
水沢から伊香保温泉を通り過ぎ、榛名湖畔の白樺亭で昼食。
おにぎりとワカサギのフライを食べた。
白樺亭で食事を済ませてから、榛名湖ビジターセンターでハイキングの準備。
ハイキングをするに当たっての準備や心構えを話しているうちに、雨が止んだので、近くを散策することになった。

とは言ってもあまりにも簡単では、印象が薄いものになりそうなので、障害者の皆様が思い出に残るハイキングが良いと思い、少し急ではあるが坂道を登った。

足元が濡れていて滑りやすく、歩くのに大変だったが登り切ってしまえば楽になると、お話ししながら登った。
しかし登ってみたらその道は無くなってしまい、ヤブになっていた。
仕方ないので引き返すことになった。
登りながら、皆さんが「ここを下るのは嫌ですねー」と言っていたが私は此処は下りませんよー」と言っていた。
しかし降る羽目になろうとは(*_*;
幸い30mのロープを持っていたので、それを立ち木に張って下った。
思いがけづハードなハイキングになって、皆さんは悲喜交々の様子。
でも障害者の皆様は喜んでいたように私は感じた。
良い思い出になっていただけたら嬉しい。
泥だらけになった靴の汚れを落として、次の予定ははくちょう丸2世号の乗って遊覧すること。
近くに住んで居ながら、榛名湖に乗り出すのはこれが初めて。うきうき。
榛名富士は実物の富士山のように山頂を雲が隠していた。
中学生?の団体がボートを漕ぐ訓練をしていた。
手を振ると応えてくれた。
はくちょう丸を降りて、今日の予定は終了。
ここで我々は高崎の集合場所へ戻るべく二台の車を走らせた。
これは障害者の皆様が、点字作成機に使うペーパーの端の耳の部分を使って作った手作りの鈴、我々全員にお土産として頂いた。

物余りの世の中、この様に手作りの心のこもった贈り物はとっても嬉しかった。
出来栄えも良く、大切に使わせていただく事にした。
ちゃんと鈴が付いています。
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