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           編笠山・権現岳(八ヶ岳)

期  日 2016年10月2.3日(日.月)
参加者 CL椛澤 生方み、梶原、船津、吉田米

タイム 2日;観音平7:30−雲海展望台8:30−押手川9:25−編笠山11:15〜11:55−青年小屋12:20−西岳13:50〜14:20−青年小屋15:25(泊)
     3日;青年小屋6:05−権現岳7:35−三ツ頭8:30−木戸口公園9:55〜10:15−観音平分岐11:55−観音平12:30

観音平駐車場は殆ど満車だった。
今日は日曜日、ぐずつく空の元、今日だけは日中雨は降らない予報なので登山者が多いのだろうか?。
編笠山に向けて爽やかな森を行く。
徐々に険しい登山道となるが、苔むした林床は水分を得て生き生きとしていた。
押手川に到着。
「標高2000メートル、うっそうたる森林に冷気さえ感じ、あたり一面には苔におおわれた平坦地。その昔、ここを訪れた登山者が水を求めて手で苔を押し探したところ、コンコンと清浄冷水が湧き出たところから、押手川と言われた。観音平から1時間30分、登山者の休息地として最適である」
と書かれていた。
久々に見た青空が眩しい。
高度を上げると、甲府盆地は雲海となっていて、その上に富士山が頭を出していた。
編笠山山頂。
もう少し寒いかと思っていたが、温かい風が吹きあがりガスとなって視界を遮るくらいなのでTシャツでも大丈夫だった。
青年小屋方向へ下り始めると眼下に小屋が見えてきた。
岩の隙間にはヒカリゴケが輝く。
青年小屋到着。
ここで宿泊の手続きを済ませて、西岳に向かった。
乙女の水は小屋から5分。
冷たい水が滔々と溢れていた。
西岳到着。
ガスに巻かれて何にも見えない。
殆どの高山植物は涸れてしまったのに、このハクサンフウロ一輪元気に咲いていた。
良く見るとイブキジャコウソウも咲き、良い香りを漂わせていた。
ミツバチがけなげに蜜を採取していた。
人面苔?
スギゴケのサクが所狭しと伸びていた。
青年小屋の夕食。
この後出された手作りシュウマイは特に美味しかった。
3日朝
小屋の前から見えた富士山。
昼頃から雨が降る予報なので、早めに権現岳へと出立した。
ギボシ周辺は岩場。
クサリ場を通過する。
権現小屋
後ろの岩峰が権現岳。
権現岳の狭い山頂
岩陰に咲くミネウスユクソウ
南アルプスが雲に浮かぶ。
権現岳を下って三ツ頭へ向かう。
後方には八ヶ岳も盟主赤岳、中岳、阿弥陀岳。
念願の三ツ頭到着。
どんどん下って振り返る編笠山
木戸口公園はただの通過点だった。
ここで昼食をとった。
美味しそうな?レインボウフルーツでは有りません。
11時を過ぎるととうとう雨が降り出したので、合羽着用。
笹原に落葉松の美林。
大分下山したので秋の気配は感じられない。
観音平への分岐。
八ヶ岳神社の姿かたちはどこにも見当たらなかった。
もう少し下の方なのかな?
整備された登山道。
観音平駐車場に着いた時は本降りの雨になっていた。
満車だった昨日とは違い、今日は数台が停まるのみだった。
帰りに「灯明の湯」(800円)に入り帰途に就く。
佐久平PAで食べた味噌ラーメンが美味しかった。
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