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                  霧積山

期  日 2016年12月4日(日)
参加者 CL椛澤 生方み 江積 押山 川島き 佐野ま 舩津
タイム 入山口9:15−霧積山11:10〜12:05−入山口13:40(往復)

昭文社刊・山と高原地図「浅間山」を見ると北陸新幹線が群馬長野の県境を通過するトンネルを通り軽井沢へと繋がっている。
その線路が一か所地上に顔を見せる所がある。霧積温泉から流れ下る霧積川がダムに堰き止められる箇所の少し上流である。
新幹線の橋桁下を潜りその先の大きく左カーブする地点が今日の入山点である。
入山点としたのは、ここは登山道の有る登山口では無いからだ。
写真は直進が霧積温泉で右折は林道への橋が架かっていた。
此処を左に入って行く。
踏み込むと篠ヤブだが、微かに踏み跡もあり、ヤブもうるさくは無かった。
布切れが所々に有って、安心する。
しかし、アキレス腱が伸びる急登。
灌木や笹を掴みながら登って行く。
少し登るとうるさいヤブは無くなってきた。
四肢を使って這い上がる急登。
すると地形図上には現れないギャップ(凹地)が現れた。ここはロープを垂らして下った。

その後、もう一つのギャップが有った。
第二のギャップの先には岩壁は現れ、左側から巻きその上に大石と呼ばれる石の壁を更に左へ巻き、稜線に出た。
この先鞍部を超えれば頂上は近い。
広い尾根上でようやく上を見上げる余裕ができた。
そこには熊棚が有って、根元には生々しいツキノワグマのツメ跡が付いていた。
霧積山山頂には三等三角点が埋設されていた。
登山者が少ないためか、三角点は頭部に落ち葉などが積もり、少し埋もれかけていた。
山頂標識はこれだけだった。
山頂はちょっと狭いので、少し先まで行ってからランチタイム。
下りは時間がかかるかと思ったが、そうでもなく早く下れた。
今日現在、地面は凍結していなかったので良かったが、この後寒波が襲来して冷え込むと地面凍結となり、危険と言えようか。
全員無事帰還出来てホッとした私だった。
その後中山道の旧道と合流した所にある峠茶屋で力餅「あんこ・ゴマ・ダイコンオロシ・キナコ」の四種類を食べ満腹で帰途に就いた。
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