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                仙丈ケ岳(南アルプス

期  日 2017年1月6.7.8日(金.土.日)
参加者 CL椛澤.生方み.江積.平.高橋あ.原

タイム;6日 高崎4:00=戸台河原駐車場7:30~7:50ー白岩堰堤8:55−鋸岳角兵衛沢分岐10:10−丹渓山荘11:20~11:55−八丁坂の頭12:35
        −北沢峠こもれび山荘14:.00

    ;7日 こもれび山荘6:30ー大滝の頭五合目8:40ー小仙丈岳10:00−仙丈ケ岳11:25~11:55−小仙丈13:00−大滝の頭13:50
       −こもれび山荘15:25

    ;8日 こもれび山荘6:40−丹渓山荘8:40−鋸岳角兵衛沢分岐9:10−白岩堰堤10:25−戸台河原駐車場11:15

6日
当初、この計画は1月3.4.5日だったが、4日5日と急で尚且つ抜けられない用事が入ってしまい、この日に伸ばした。
これが凶と出るか、吉と出るか?

戸台河原駐車場には、鋸岳登山の注意事項がやたらと多く書かれていた。かなりの遭難者がいると見える。

我々も長野県の登山条例に従って計画書を投函して出発した。
広い駐車場には車が8台停まっていた。

前回来た時(2008/01/4-6)よりも雪は少なく感じた。
登山口には新しい案内板が設置されていた。
戸台川を遡って河原を行く。
特に登山道は無い。前回はそれなりに踏み跡が有ったが、大雨で流された模様だ。
川に橋は無く、渡渉を余儀なくされた。
白岩堰堤。
発電所の取水口にもなっている。
朝、霞んでいた空はすっかり晴れ渡った。
鋸岳分岐の標識も新しかった。
河原脇の林には登山道が残っている箇所もある。
この道筋には赤テープが要所に付いているので安心。
丹渓山荘の手前での渡渉箇所の丸木橋はつるつるに凍っていたので、ひやひや渡った。
丹渓山荘は朽ちてはいたが、倒壊することなく立っていた。
此処からは八丁坂、急な登りだが登山道はジグザグに付いていたので良かった。
以前の時はこの様な案内は無かった。
坂を上り切った所には「八丁坂ノ頭」の名前が有った。
ネーミングライズだろうか?
四角なセラミックが埋め込まれていた。
さすがに八丁坂の上からは雪が積もっていた。
登山道は踏まれていたが、アイゼンを付けるほどではなかった。
大平山荘でバス道と合流。
今夜は北沢峠に有る、こもれび山荘(旧長衛荘)に宿泊
裸電球が温かくお出迎え。
部屋は一人ずつカーテンで仕切らられていて快適そう。
部屋の前の廊下は椅子と長テーブルが置かれている。
ついでに(*^_^*)トイレも水洗
男子用も清潔なり。
先ずはのん兵衛たち、乾杯!

おや?右端の美女は???
夕食
7日
今日はいよいよ標高3.033mの仙丈ケ岳にアタック。
防寒対策をしっかりして出発。
アイゼンがこぎみよい雪の坂道を行く。
写真では平坦そうに見えるが、ノーアイゼンでは登れない急登。
五合目到着
振り返れば甲斐駒と栗沢山とアサヨ峰
森林限界を超えたら素晴らしい光景が待っていた。
広角のレンズにも入りきれない雄大さ。
南アルプスの女王様がお出ましー。
息を切らしてゆっくりと。
ここの辺りだけ冷たい風が吹いていたので、完全装備、私も目出帽をかぶったりした。
小仙丈ヶ岳到着
小仙丈より仙丈ケ岳をバックに。
仙丈ケ岳への稜線、仙丈ケ岳のピークは見えない。
ナイフエッジの稜線ではしゃぐメンバー。
殆ど無風状態なので安心。
更に急登は続く。
息が切れます、空気が薄い。
そして仙丈ケ岳登頂!
バンザーイ!
標高一位の富士山、二位の北岳、四位の間ノ岳が一緒に見える。
下山開始
下山は慎重に。
宿に帰っても登頂の感激が収まらないメンバー( ^)o(^ )
夕食は好物のシチューが出て嬉しい。
8日
今日の天気予報では午後から崩れるらしい。
予定通り下山開始。
先ずはバス通りを通って行く。
大平山荘からバス通りから外れて山道に入る。
何張りかテントが見えた。
帰りは早い。
丹渓山荘。
此処は登りの場合、下を見て歩いていると通り過ぎてしまう危険が有ったが、今は河原の所に案内板が立っていた。
凍り付いた丸木橋。
落ちたら大変。
この様なところは踏み跡も無いので適当に下る。
熊穴沢鋸岳分岐を過ぎ、角兵衛沢分岐も順調に下った。
白岩堰堤
何回か渡渉を繰り返し、ここが最後の渡渉。
雪解け水が増える春先や、雨が降った後は渡渉困難かもしれない。注意が必要と思われる。
昨日の晴天が嘘のように今日はどんよりとした空。
前回のHPを見たら同じ場所で写真を撮っていた。
左から甲斐駒ケ岳、駒津峰、双児山。
駐車場到着。まだ車が沢山停まっていた。
夏山の登山基地、北沢峠へのバス発着地
「仙流荘」日帰り入浴の看板が有ったのでここで汗を流した。
高速道路、伊那ICから乗って帰途に就いたが、帰宅してテレビを見てビックリ。
伊那IC周辺は大雪で通行止めと放送していた。
間一髪セーフだった訳で良かったー。
関越自動車道はすでに吹雪の世界、渋滞の中安全運転で高崎に帰着。
皆様大変お疲れさまでした。

仙丈ケ岳山頂から360°のパノラマ


 

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