戻る
                    観音山

期  日  2017年3月29日(水)
タイム  地蔵寺9:20−観音院山門9:30−観音院本堂9:50−観音山10:50〜11:40−牛首峠12:45−観音院山門13:15−地蔵寺13:30
参加者  CL椛澤 梶原 飯沼 柿沼 塩澤 吉田 

3月26日、大ドッケ山行の予定が雨の為、本日29日に順延、しかしその雨が山では雪に変わってしまった。
一応念のため登山口まで行ってみたが、どうやら標高が上がると積雪が有り、お目当ての秘密の花園は雪に埋もれてしまって、見ることは出来そうもない事が判明。
そこで急きょ観音山ハイキングにすることにした。
広い駐車場が有る地蔵寺に駐車、ここから歩く事にした。
地蔵寺は周辺の斜面に水子地蔵様が所狭しと祀られていて、それぞれに赤いおべべとカラフルな風車が回り、その姿は一層もの悲しさを誘うのだった。
地蔵寺から先に進むと、秩父31番札所の観音院の山門が有り、その左右に立つ仁王様は石造りの立派な物だった。
お経を唱えながら登ると書いてあるが、私はお経を知らない。
そこで数を数えながら登る。
しかし不信人な私は205段数えたところで邪念に負けてしまった。
観音院本院到着。
周囲を断崖に囲まれて荘厳な佇まいだった。
磨崖仏の文字が目に留まったので見てみる。
弘法大師様がその爪で彫ったと言う仏?
これを爪でねー?(*_*;
本堂を過ぎると奥の院
其処には矢抜け穴!
凄すぎ―!
ズームアップで撮った。
約1km先の穴
後を振り返ると、これから登る観音山が鋭く尖っていた。
杉の林の中を行くと「オオバイノモトソウ」が沢山林床を緑に染めていた。
イノモトソウは井の許草と書き、昔は井戸端に良く生えていたので命名したと言う。
途中には指導標があり安心して歩ける。
美しい杉林、途中の道端で杉林の手入れをしているオジサンが居たので、何をしているのでしょうか?と問うと「下草を刈らないと蛇が出るから」とのこと。
成る程、聞いて見なければ解らないものだと、納得した。
漸く観音山到着。
二等三角点が設置されていた。
展望の良い山頂
ダンコウバイが咲き始めていた。
ズームアップ。
ムム!あれは!
温かさに誘われたのか?ヒオドシチョウが戯れて飛んでいたが、一羽が足元で羽を休めていた。
山頂を後ろに、牛首峠方向に向かって下山開始。
峠道の名残か、綺麗な目鼻立ちの馬頭観音が祀られていた。
文久2年とあるから、155年前の作。
その割に全く風化されていない。
馬酔木の花があたりに香しい香りを放っていた。
ルート上唯一の難所を通過中。
最近は山城女子なるものが世の中に出現しているらしいが、ここにはいなかった。
漸く牛首峠に到着。
大きな岩壁の間をすり抜けるような雰囲気のハイキングロード。
ハクサンハタザオ?
ぐるっと回って観音院山門まで来た。
トンネルを抜けると地蔵寺。
山のそこかしこに水子様
おりしもそこには福寿草が数輪黄金色の輝きを放っていた。
最後にもう一枚撮ってから帰途に就いた。約9000歩の道程。
inserted by FC2 system