蝶ヶ岳・常念岳(北アルプス)
期 日 2017年7月23日~25日
参加者 CL椛澤 江積 小渕 梶原 桑子 高橋あ 舩津
タイム;23日 三股登山口6:40-まめうち平9:22-蝶ヶ岳ヒュッテ13:05
24日 蝶ヶ岳ヒュッテ6:45-蝶ヶ岳6:52-蝶槍7:45-2592m9:20-常念岳12:40~12:50-常念小屋14:00
25日 常念小屋5:40-前常念分岐6:55-前常念岳8:00-下降点10:50-三股登山口14:00
23日(日) 三股の登山口駐車場は日曜日とあって、満車状態。かろうじて一台のスペースを見つけ停めることが出来た。 路面は乾いていて、何とか蝶ヶ岳までは降らないで欲しいと願う。 車道を20分行くと三股登山指導所があり、ここからは山道に入る。 指導所では登山届を提出しないと通過できない。 これは分かっていたので、長野県のサイトに計画書を添付し尚且つ計画書フォームに従って必要事項を入力して送信して置いたし、その控えもプリントして持参、我会にも計画書を提出済み。が、しかしここではその説明を聞いて改めてここでも記入するようにとの事だった。 このお役所仕事的な対応は何とかならないのだろうか? 県条例に従ってweb提出の意味が無いではないか。勿論担当者は鼻を木でくくったような回答しか持ち合わせていなかった。 計画書を記入していると雨がザーっと降ってきたので、慌てて合羽を着用した。 |
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最近ではすっかり有名になったゴジラの木 蝶ヶ岳ヒュッテで販売しているTシャツにも採用されていたのには驚いた。 |
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雨の中の登山はひたすらゆっくり登る。 取り立てて撮りたい被写体も無く登るだけ。 まめうち平はコース唯一の平坦地らしい。 |
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雨に濡れるのを防ぎながら撮った一枚。 ヤグルマソウの花 |
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真新しい第二ベンチの看板。 この辺の事に知識のない私は第一ベンチがどれなのか分からなかった。 |
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最終ベンチ辺りからオオサクラソウが咲いていた。 | |
オオバキスミレ | |
シナノキンバイ | |
ミヤマキンポウゲ |
24日(月) 昨夜は10人位泊まれる部屋に一人寂しく寝た。 天気が悪くキャンセルも大分出たらしい。 現役の頃は平日ゆっくり山小屋泊まりたいと言う願望が強かったが、その願いが叶って贅沢な小屋泊まり。 |
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昨日は雨の中小屋に到着したので、山頂に行く気合は入らず小屋で呑んだり食ったりして時間を過ごしたのだった。 今朝は今朝で雨の音が屋根を叩いていて、憂鬱な気分で合羽を着こみ、先ずは蝶ヶ岳の山頂を踏んだ。 雨が降ろうと槍が降ろうと山頂は楽しい。 |
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パノラマ稜線の真骨頂!槍~穂高の稜線の展望台! ではあるが、何か白い空気みたいな物が漂っていて、我々の行く先を見えなくしていた。 稜線だから間違いは無いと思うが、一応コンパスで行く先を設定して行く。 |
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槍だー!(^^♪ でもそれは蝶の付く槍だった。 |
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槍の穂先でにっこり。 | |
蝶槍からは下山してしまうのではないか?と思うくらい一旦降る。 そこには見事に透かしたサンカヨウちゃん。 |
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テガタチドリ咲くお花畑。 ノビネチドリとテガタチドリの見分け方は根株が掌型しているからだと言う。 でも掘って見る訳にもいかず、花の形で見分けるしかないのが残念だ。 |
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イブキトラノオ | |
シロバナタカネグンナイフウロ | |
オタカラコウ | |
ハクサンチドリ | |
ヨツバシオガマ | |
ハクサンフウロ | |
ニッコウキスゲ | |
お花畑が広がっていた | |
思いがけないお花畑出現に喜び疲れが飛んで行った。 | |
お花畑を過ぎると2592mのピーク。 | |
2592mから振り返ると蝶槍が尖がって聳えていた。 | |
行く手にはやせ尾根みたいな稜線が、我々の行く手を阻んでいるようだ。 また、右手に延びる尾根は前常念へ続く稜線で、明日はあそこを下って下山する予定。 |
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行けども届かない常念岳。 白い空気が山頂を隠したまま。 |
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おや?これは? 図鑑ではウラジロヨウラクだが、高山種かな? |
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チョウジコメツツジ | |
常念岳への最後の登りは四肢を使って野猿の如く登る。 | |
するとそこにはおすまし顔の雷鳥のお母さん。 | |
子だくさんのお母さん。 子供を引き連れて面倒を見ていた。 |
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常念岳山頂到着 やりましたー\(^o^)/ |
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ガスの切れ間から垣間見えた常念小屋 | |
お疲れさまー ( ^^) _旦~~ | |
夕食はこんな感じ |