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                            北海道観光の旅

期  日 2017年9月23日(土)〜30日(土) 8日間
参加者 CL椛澤 高橋あ 梶原 江積 佐野ま 宮内
日  程 23日 前橋6:00−新潟東港11:45出港ー
      24日 小樽港4:35入港ー層雲峡ロープウエイ8:30−7合目9:15−黒岳11:00−黒岳石室11:50(泊)
      25日 黒岳石室4:40−御鉢平展望台5:35−北鎮岳6:45−比布岳7:55−愛別岳引き返し点8:20−比布岳8:55−北鎮岳10:15−
          黒岳石室11:55〜12:50ー黒岳13:15−7合目14:40−黒岳ロープウエイ駐車場15:20−層雲峡観光ホテル15:40
      26日 層雲峡観光ホテル8:50−流星の滝・銀河の滝ー銀泉台10:45−石北峠11:40−旭山動物園14:00〜15:00−
          フロンティアフラヌイ温泉17:10泊)
      27日 フロンティアフラヌイ温泉7:20−釧路湿原細岡展望台12:50−釧ちゃん食堂13:50−温泉民宿「桐」16:30(泊)
      28日 温泉民宿「桐」6:55−足寄ー美瑛の丘・青い池ー白金温泉・ホテルパークヒルズ16:40(泊)
      29日 白金温泉・ホテルパークヒルズ8:10−苫小牧港ぷらっとみなと市場・イオンSS−苫小牧東港15:50ー17:35出港
      30日 新潟東港15:35ー前橋19:30

23日
順調に新潟港到着。
後の船に乗って北海道は小樽港へ向かう。
この時点では、予定通り北鎮岳・愛別岳・美瑛岳・オプタテシケ山の4座を登る計画。
果たしてどうなる事やら。
乗船したら早くも乾杯!
時間つぶしはコンサート鑑賞
私は夕陽の沈むのを眺めていた。
秋の陽はつるべ落とし 17:37
24日
船内放送で目が覚めた。
フェリーを降りたら直ぐにコンビニに寄って、今日と明日の食料調達。
層雲峡ロープウエイ駅はまだ駐車場に余裕有り。
山は既に紅葉が始まっていて、これから先が期待で膨らむ。
此処がこの程度なら黒岳周辺はさぞかし染まっているでしょう。
私たちがロープウエイに並んでいると、急に日本人っぽい観光客が押し寄せて来て外国語を喧しくしゃべっていた。
ロープウエイからリフトに乗り換えると、山シャツ一枚では寒かった。
正に紅葉真っ盛りなり。
リフトを降りて黒岳への登山道に入ると観光客の数はぐっと減り、紅葉は益々華やかになった。
黒岳山頂に近づくと奇岩が見えたがガスがかかり展望は無くなった。
黒岳山頂到着。
大勢の登山者が居たが、展望が無いのでそれぞれにくつろいではいたが、寒い。
そこに現れた小さなヒーロー、手持無沙汰だった登山者は一斉にカメラマンに早変わり。
コンデジではこのすばしっこいエゾシマリスを捉えるのは難しいが、お構いなしに追いかけるので、直ぐに姿を隠してしまった。
黒岳山頂は残念ながら紅葉は終わっていたが、石室に下って行くと地面に張り付くように紅葉が迎えてくれた。
小屋も間近になると桂月岳や凌雲岳が見えてきた。
石室小屋に宿泊の手続くをして時間が有るので、桂月岳へ登って来た。
下山して明日のコースへ行くと紅葉の広がりが北海道。
ウラシマツツジや黒豆の木、チングルマや高山植物の葉が紅葉していた。
寒いのでダウンを着こんで就寝。
25日
石室を夜明けと同時に出発。
もうすぐ日の出、空が真っ赤に染まる。
朝日を受けたクロマメノキはいっそう赤く染まった。
御来迎、登山の無事を祈る。
御鉢平展望台(この日の最後にパノラマ写真が有ります)
御鉢の先にトムラウシ(中央奥)と右側に旭岳を展望する。
北鎮岳は冷たい風が吹きまくる。
鋸岳はその名の通りギザギザ。
比布岳到着。
此処からは愛別岳方面に向かう。
しかし、時間がかかるし危険個所が有るので、ここで引き返す決断をした。
見ただけでは簡単そうに見える稜線。
比布岳に戻ってひと休みしていると、エゾシマリスが愛嬌たっぷりのショウを見せてくれた。

先ずはほっぺにたっぷりの食料を貯めこんで。
せっせと穴を掘り。
大切にしまい込んだのだった。
黄葉の原の先には赤岳が聳える。
小屋に預けて置いた荷物を回収して下山開始。
ロープウエイから見下ろす紅葉
終点近くは一部染まっていてこれから紅葉になる。
今夜のお宿は層雲峡観光ホテル
バイキング料理は美味しかった。牛の焼肉が有ったのでたっぷり頂いた。

御鉢平展望台からのパノラマ写真

26日
今日の予定は観光。
先ずは層雲峡に有る名瀑100選、流星の滝
外国人観光客ばかりで、観光地は落ち着かないな。
これも名瀑100選、銀河の滝
次は赤岳登山口でもある銀泉台
ダートな車道を心細い気持ちで行くと、銀泉台についてビックリ。自家用車や観光バスがびっしりと並んでいた。
次は私のたっての希望で石北峠。
北海道の歴史は明治以降から始まるようだが、当初は11ヶ国に分かれた制度だった。
その後支庁制、市制に変遷したが石北峠は石狩国と北見国の国境だった。
刑務所で有名な網走刑務所は政治犯や極悪犯が収容されたが、その殆どは国道開削などの重労働に従事させられ、逃亡を謀ったりして処刑された人や過酷な労働に命を落とした人が沢山いた。しかし、その労働のお陰で道東道路は次々と開通し発展したのである。
時間が有れば網走まで行って鎖塚を見たいものである。

この日の最後に峠のパノラマ写真を載せた。
石北峠から戻って旭川市内の旭山動物園観光
ペンギンさんがお出迎え。
シロクマが水に潜って餌を採る、と言うショウを行っていた。
アザラシが透明なパイプの中を通り抜けるシーンは面白かった。
動きが早いのでベストショットは無い。
その後、今夜のお宿は「フロンティアフラヌイ温泉」以前にも利用したことがある。
乾杯!
値段の割に料理は良い。

食事後が大騒ぎ。明日からの天気が思わしくないし、最悪降雪の様子なのだ。登山は中止に決定。
山が中止になったらビジネスホテルにでも泊まればいいやと、気軽に考えていたのがいざ電話してみると、どこも満席で空室は無いと断られたのだった。
全員であちこち電話しまくる。
そして見つけたのが阿寒湖温泉 温泉民宿「桐」であった。
これでようやく安心して眠ることができる。

石北峠上からのパノラマ写真

27日
本来、今日は美瑛岳に登って避難小屋に泊まり、翌日はオプタテシケ山に登る予定。
でも朝の天気は良かった。
今日の予定は日本の最東端、根室の納沙布岬へ観光するつもりだった。
しかし、走ってみてそれは時間的に無理な感じがした。
そこで釧路湿原を見てから釧路市内の「釧ちゃん食堂」へ行くことにした。

畑では丹頂鶴が舞い降りていた。
釧路湿原ガイドによると細岡展望台が一番湿原の大きさを展望できることになっている。
ではそこに行こうと言う事になって走り始めたが途中からダートになって、行けども行けども舗装道路に出ない。1時間以上ダートを走ってようやく展望台到着。車が分解してしまうのでは無いか心配だった。
生憎モヤがかかり遠くの山は見えなかったが湿原の広さは実感できた。
この日の最後にパノラマ写真あり。
湿原展望台説明
この様なことが書いてある。
湿原内は横切る道路は一本も無く1時間以上の迂回を強いられる。
前回に引き続き釧ちゃん食堂のお世話になる。
私は特上海鮮丼を注文した。
その後予定通り温泉民宿「桐」に到着。
アイヌ文化を見せるアイヌコタン村、周辺のお土産屋はアイヌ民芸品を売っている。
丁度9月はアイヌの火祭りで1000人松明行列をやるというので見学に出た。

釧路湿原細岡展望台からの眺め、釧路川の蛇行が見える。

28日
今日は美瑛登山口近くの白金温泉に予約してあるので、そこまで行くだけ。
途中に観光地が有れば良いのだが。
足寄道の駅には復元された足寄駅が有った。
他の施設はまだ時間が早く開館していなかった。
美瑛町まで戻ってケンとメリーの木等を見学。
白金温泉手前の観光スポット「青い池」

この後白金温泉ホテルパークヒルズにて宿泊
29日
ホテルの直ぐ近くに白髭の滝が有ったので見に行った。
滝からは昨日、一昨日登る予定だった山が見えていた。
登らなくて良かった。
山頂が白く雪を被っていた。
南富良野の畑
苫小牧市内の食事処
そろそろ焼き魚が食べたくなったので、ホッケ定食を食べた。
その後、イオンショッピングセンターに立ち寄って今夜と明日の船内食を調達した。
苫小牧東港に早々と到着して時間をつぶした。
すると我々が乗る予定のフェリーが港に入ってきた。夕景色にマッチした風景写真。
ノコンギクだろうか?。高速道路の脇に沢山咲いていた。
この港にも。
乗船したら早速イオンで買った食料を食べる。
30日
朝から頭痛がして食事昨日買った食料に手が付けられないでいる。
それでも新潟港に着くころには体調が良くなって、赤城高原SAではおおぎやラーメンが美味しく食べられた。

無事前橋に帰着。

走行距離1.846q これは岩手県盛岡市から鹿児島市までの距離に匹敵する。
よく走ったものだなー。
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