麦草岳2733m(中央アルプス)
期 日 2017年10月8日(日)
参加者 椛澤 単独
タイム コガラ登山口6:15−林道終点6:45−五合目7:40−七合目8:40−麦草岳9:50〜10:40−七合目11:25−
五合目12:40−林道13:55−コガラ登山口14:40
山岳標高2500m以上の山にエントリーされている麦草岳は、中央アルプス主峰の木曽駒ケ岳や空木岳等の主脈から外れているので、登る機会が無かった。 しかしようやく登ってみようという気持ちになって、一人でやってきた。 コガラ登山口には早くも10台の車が停まっていた。 |
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駐車場から歩いて数分の所が登山口で、用意してきた参考計画書を提出し、ルートを確認して歩き始める。 爽やかな空気に包まれた高原は、それだけでも快適だが空は快晴で、今年の夏山のぐずついた天気をここにきて一気に晴らすようだった。 |
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茶臼山コースと福島Bコースに分かれるが、私はBコースを往復する予定。 | |
最初は林道を行き、砂防堰堤で林道は終わる。 堰堤の上部で川を渡渉するが、大雨が降ったりすると渡れなくなりそうな様子。一瞬登山道が解らなくなりそうだが、良く見ると石に赤字でペイントされていたり、テープが付いているので大丈夫だった。 1人の登山者が先を行く。 名古屋に在住だと言う男性、親が残した別荘が近くに有るそうで、中央アルプスの全てのルートを踏破していると言う。 |
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渡渉の後は登山道がしっかりしているので迷うことは無い。 | |
登山道はシラビソの原生林の中を通っているので日差しを避けて登れ、夏は良いかも。 | |
単独行はハイペースになりがち、力水で三人の登山者に追いついた。 |
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水場の水量は多くは無いが、自分で飲むだけなら十分な量が岩の間から湧き出していた。 | |
合目の標識を頼りにドンドン登る。 | |
樹林帯の中で、またお花の時期は過ぎているので只々ひたすら登る。 | |
6合半位の所にはひと休みの文字があり、気が利いている。 | |
途中見晴台と名付けた岩峰が有り素晴らしい展望が得られた。 霊峰「御嶽山」数年前の火山噴火の犠牲者に両手を合わせた。 |
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御嶽山から右に目をやると乗鞍岳、笠ヶ岳、槍穂高連峰が見渡せた。 | |
7合目前からご一緒させて頂いた秋田市内在住だと言うご夫婦。 仲の良い夫婦の間に割り行って記念写真を撮らせて頂いた。 秋田美人の奥様にご満悦のご主人。 私の苗字は珍しいがご夫婦も「鹿子澤」さんと言う珍しい名前だった。 もう少しで100名山完登だそうだ。 |
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7合目は分岐点なのでたくさんの標識が付けてある。 | |
トイレや避難小屋がある。 | |
避難小屋の内部、ストーブの部屋。 | |
右側の部屋は木目の美しい居住スペース。 泊まってみたくなる綺麗な部屋だった。 |
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ご夫婦は木曽駒ケ岳を日帰りで往復するらしいので、ここで分れて私は麦草岳を目指した。 | |
急登を登りきると三等三角点の有る頂上に到着。 | |
山頂標識も有るが、最高点はもう少し先になる。 | |
麦草岳最高点には何もないが、展望は最高。 最後にパノラマ写真を載せたので確認してちょ。 |
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北アルプスズームアップ。 風も無い穏やかな山頂でゆっくり展望を楽しむ。 |
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地図に「駒石」と書かれていたが、どれがその石なのか分からなかった。 下山開始して直ぐに見られたのがこの岩峰。これが駒石?? |
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十手の木(今では十手は死語だな) 7合目では休んでいる若者が一人、TJRAのルートを歩くんだ、と言っていた。岡崎在住でこの時期になってようやく夏休みが取れたらしい。 また、トレランをしている若者にも出会った。上田市の人で我群馬県の山も沢山登っていると言う。 こうして単独で歩いて居ると人恋しくなるのか、つい見知らぬ人とお話しする。共通の趣味が、会話を楽しくさせるのかも。 |
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樹間から茶臼山の山肌が黄金に染まる様子が垣間見えた。 | |
しかし標高が下がると、まだ紅葉には早そうだった。 | |
お花は無くても写真は撮れる。 誰も居ない下りは一人のんびり、被写体を探しながら下った。 ユキザサの実 |
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オサバグサ | |
イワカガミ | |
ゴカヨウオウレン | |
コスギゴケ | |
マイヅルソウ | |
ミヤマアキノキリンソウ | |
オヤマボクチ | |
サラシナショウマ | |
カツラノキ | |
ノコンギク | |
コウゾリナ | |
マツヨイグサ | |
ゴマナ | |
計画より早めの下山が出来た。 このおおらかな感じの駐車場も気に入った。 見える建物は以前スキー場だった時のもので、今は無人であった。 |
麦草岳山頂2733m峰からのパノラマ写真