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                             蟻ヶ峰(高天原)

期  日 2017年11月5日(日)
参加者 CL椛澤 梶原 加藤 金澤ま 桑子 益子 平 宮内 横坂 柿沼
タイム;三国峠8:30ー三国山9:00−船窪10:20−蟻ヶ峰10:55〜11:55−船窪12:15−三国山13:25−三国峠14:05

拙著「群馬の県境を歩く」の66ページの半分を歩く今日の山行。
あれから既に10年の歳月が過ぎ去っていて、果たしてルートはどのような変化が有るのか楽しみな山行でもある。

高崎を5:50に出発して三国峠には8:20に到着した。
天気は快晴。
峠から秩父側に抜ける中津川林道は通行止めでは無いものの、完全な自己責任を負うならお好きにどうぞ、と思われる注意書きが大きく書かれた看板が立っていた。
三国峠、埼玉県側にトイレが設置されていて、三国山への登山道はその脇を通りぬける。10年前は急斜面で足を滑らせながら、ヤブを両手でつかんで進んだが、現在は道が整備されていた。
急斜面は直ぐに終わり稜線に出ると、あたり一面樹々が霧氷の花を咲かせていた。
青空に映える霧氷。
三国山到着。
記念写真を一枚。
三国山の山頂を北に行くと、ここが群馬・長野・埼玉の3県境。
この様な標識が掛かっていた。
此処を西に進み、今日の目的地蟻ヶ峰に向かう。
ここからが群馬・長野の県境である。
県境と同時に日本国を縦断する日本中央分水嶺でもある。
三国山からの降りに1か所岩場が有ったが、慎重に降れば問題ない。
稜線の長野県側は美しいカラマツ林。
また進む道もなだらかで歩き易い。
しかし山にアップダウンは付き物で平坦な場所は少ない。
船窪に登り上げる斜面、10年前は笹の藪がひどかったが、今日歩いて見てビックリ。
そのヤブの殆どは枯れて居たのだった。
藪漕ぎ覚悟の支度をしてきた私は拍子抜けした。
船窪のピークにはこの様な標識が有った。
船窪からは歩き易い稜線、最後に少し登りになった所で休んでいると1人の男性が登ってきた。マイナーな山なので人に出会うとは思っていなかったのでビックリ。
ひと登りで2等三角点の蟻ヶ峰到着。
別名が沢山あって高天原・神立山・ショナミの頭・蟻ヶ峠等々。
山頂は風が冷たく西側に降りた所の岩峰脇が陽だまりで暖かかったので、ここでランチタイム。
するとそこに5人の登山者が現れた。
それは何と!太田ハイキングクラブ元会長橋本氏一行のパーティーだった。大蛇倉山方向から来たと言う。活気ある人達で、この様なマイナーな山で知人に出会うと嬉しいものだ。
下山途中木立の間から望む蟻ヶ峰の雄姿
トイレの有る三国峠に予定通り下山。
峠からも蟻ヶ峰の鋭鋒は立派に望まれて楽しい山行は終わった。
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