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            玉原高原(スノーシューハイク)

期  日 2008年1月21日(日)
参加者 47名

群馬県勤労者山岳連盟、教育部主催のスノーシューハイクが開催され、私も昨年に引き続き参加した。
玉原スキーパークの広大な駐車場、時間が早いためか空きが目立ったが、我々が帰る頃には満車だった。
最初に今日のプロガイドの紹介が有った。
4班に分けて行動することになった。
私は1班で中央の女性ガイド松原美成子さんが受け持ってくれた。
今日のルートはスキー場の左方からブナ林を巡り、鹿俣山山頂を目指し、そのまま下山する。
気温マイナス1度、微風と願っても無いスノーシュー日和。
先日積もった雪はこの三日間に大分解けたと見えて、表面がクラストしている最中雪だった。
ブナの大木に熊の爪痕が随所に見られた。
ガイドの松原さんは知識が豊富で、歩きながら色々な事を教えてくれたが、最中雪が災いし、歩くとスノーシューが薄氷を割るような音がして、良く聞き取れず残念だった。
総勢47名は相当な数で賑やか。
雪山の楽しみの一つ、動物の足跡を見る事。
これは野兎みたい。
ツルアジサイのドライフラワーが落ちていて、松原さんに色々な事を教えて頂いた。
忘れないように、次にツルアジサイに出会ったら仲間に伝授しようと思う。
鹿俣山には登りだけではなく、堰堤の下流側を下ってスノーブリッジが出来ている所を渡って、登り上げた。
これはリスかな?
これもリスっぽい。
これは人間 (≧▽≦)
ブナの樹は枝が腕を広げた様な感じ。
これは降った雨が、葉から枝、幹に流れ、地面にしみこみ、自身を乾きから守る役割を果たすように出来ている。この流れを「樹幹流」と言う(松原さんに教えて頂いた事)
傾斜が急になると息が切れるし、今日は暑くて汗が出てきた。
スキー場の上部、山頂直下の登りは更に急になったが、最近のスノーシューはこの辺の所を物ともせずに登ることが出来た。
此処を登り切れば山頂か―?
まだ先が有ったー!
鹿俣山山頂に到着。西方向にはブナの樹が有って、かろうじて谷川岳が見えるだけ。
しかし、東方には上州武尊山が圧倒的な迫力で迫っていた。
穏やかな山頂で昼食をする事も楽しかったし、幸せな気分になった。
南方方面は勿論大展望だった。
下りは尻セードで下るT女子。
南国生まれの彼女は雪に慣れていないようで腰が引けていた。(≧▽≦)。
この足跡は???
所によってはシュカブラが見えたが、表面が凍っているだけで、踏めば砕ける柔らかさ。
今日の雪は深く沈む事も無くスイスイ歩けた。
幹に二つの穴発見
アカゲラの住み家か?
今は留守の様だった。
駐車場の近く、ブナの大木は熊棚が多くあった。
今年の秋、熊が食事をしている所を是非見に来ようと思った。

途中タラノ木の葉痕と維管束痕の事も松原ガイドさんが説明して下さり有難かったが、写真を撮るのを忘れた(*´ω`*)。
駐車場に到着。
解散式を行って帰途に就いた。
駐車場からの帰途、道路は乾燥していて、滑る心配のない快適なドライブが出来た。
何回も通っている玉原で初めての事だった。
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