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                  北穂高岳

期  日 2018年5月3日~4日
参加者 CL椛澤 反町 高橋あ 中陦

タイム;3日 上高地7:40~8:05ー明神9:00-徳沢10:20-横尾11:20~12:00-本谷橋13:00-涸沢ヒュッテ15:05(泊)
     4日 涸沢ヒュッテ7:40-本谷橋9:00-横尾10:20-徳沢11:55-明神12:55-上高地14:05 

3日
最初にお断りしますが、表題通り北穂高岳に登ったのでは有りません。

早朝群馬を出発した時点から雨が降る中、上高地入口の沢渡の向かって車を走らせた。
沢渡の市営第二駐車場に車を停め、タクシーで上高地に向かった。
連休真っただ中の上高地バスターミナルは通常なら観光客でごった返しているのだが、本日は閑散としていて寂しい雰囲気。
カッパを着用して河童橋に来ると、清流で名高い梓川は濁流と化していた。
明神のこの通り寂しい雰囲気。
徳沢のテン場もテントが少ない。
槍ヶ岳と穂高方面の分かれ道、横尾も人影は少なかった。
横尾大橋の先に見える屏風の頭も雨雲がかかっている。
槍沢から流れてくる水量が多く轟々と音を立てて流れ下る。
屏風岩には二筋の滝が現れていた。
本谷橋手前でスノーブリッジが有った。
本谷橋付近は既に川底が出ていて、今年の雪解けは早い。
激流の上を恐る恐る渡る。
スイスイ渡るメンバー。
中々雲が切れない。
ようやく涸沢ヒュッテが見えてきた。
蟻のように見える登山者の列
今回は涸沢ヒュッテに泊まる。
お腹が空いていたので美味しく食べられて良かった。
食事をしていると長野県警の山岳警備隊のメンバーから、山の注意事項を説明された。
食後ようやく雨雲も取れて青空が広がる気配。

涸沢ヒュッテから360°パノラマ(スクロールバーでご覧ください。)

4日
今朝は氷点下6度まで下がったらしい。
6時半現在はマイナス4°
小屋の中には出発準備をしている登山者が沢山いたが、皆さん動こうとはしなかった。
我々は登頂を断念、下山する事に決した。
雪はみるみる積もって、踏み跡をかき消した。
殆どホワイトアウト状態の中、私は微かに見える踏み跡を必死に辿りながら先導した。
足元が見えないので、眼鏡が曇ったのか何度も確認したが、レンズは曇っていなかった。
降ってくると山間や木々が見えだし、ホワイトアウトから抜けだした。
此処まで来ると踏み跡もはっきりしてきたのではしゃぐメンバー。
小屋で躊躇していた人たちも我々の後を追ってドンドン下ってきた。
行きは乾いていた本谷橋も雪が積もっていた。
屏風岩も雪化粧
昨日見えた滝も今日は氷着いていたのかな?
横尾から見た屏風の頭方面
二輪草が咲き始めの用意をしていたのに、まさかの雪に首を垂れてすっかりしょげていた。
明神岳が槍ヶ岳の様な威容を見せていた。
河童橋まで来ると昨日の濁流が嘘のように美しい水色を湛えて流れたいた。

因みに2013年5月に登った時の様子はこの通りだった。
上高地バスターミナルで小豆餡の河童焼きをほうばって今回の山行を終了。
2日間食べた中ではで一番美味しかった。
甘党のわたし。

そんな訳で1日余った明日は地元の山「子持山」に登ることに相談が決した。
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