期　　　日　2018年5月26.27日（土日）
参加者　　椛澤　中島
タイム　； 26日　高崎13：00＝井川湖畔、諏訪神社21；00
　　　　　　27日　諏訪神社4：40－雷段5：08－無間小屋P4　6：50～8：30－鋸歯P2　9：30－ナイフリッジ10：02－無間小屋12：00－雷段13：50－諏訪神社14：20

　　　　　※お断り；この記録は私の体調不良のため小無間山手前のナイフリッジ迄です。相棒の中島さんだけ大無間山迄行きました。

	27日；早朝3：30起床諏訪神社にお参りして出発。
	諏訪神社の鳥居を逆にくぐると登山口は有った。この左側が登山道。
	12分で送電鉄塔
	鉄塔を過ぎると杉林に入り、踏み跡が薄くなるのでシッカリ確認しながら行く。
	途中にはこの様な案内板がある。
	杉の木に鹿の食害を防ぐテープが巻かれている所に着くと
	雷段で平地のなって居た。
	約1時間40分で無間小屋の有るP4に到着。三等三角点。
	無間小屋風景
	ここで、私は体調不良でギブアップ。相棒の中島さんを見送った。
	最新の山と高原地図によると、この先小無間山手前は登山道が崩落していて通行止めとなって居る。
	私は一人、小屋前の広場で写真を撮る。どうやらあれが大無間山のようだ。リュックを枕に目を瞑ったら寝てしまった。目覚めたら1時間半が経っていた。体調も良くなった気がしたので、崩落地辺りまで行って見ることにした。
	すると、そこにはヒメイワカガミが沢山咲いていた！と思ったらシロバナコイワカガミであった。
	ミツバツツジが眩しかった。
	コイワカガミ
	P3の降りはロープが有った。
	避難小屋から鋸歯が始まる。小屋はP4で1898ピークはP2。しかしここはアップダウンが厳しい。体調が悪い分、登りがきつかった。
	シロバナコイワカガミ
	P1を過ぎて下って行くと危険個所についた。写真手前は右側に道が有るので危険では無かった。
	しかし、この先の切れ目は大変だった。
	写真では分かりずらいが、信頼性の薄いロープが張られていた。見た目では伝わらないが、一足出すと小石が落ちてガラガラと谷底深く鳴り響く。滑ったら止まらないで、どこまで落ちるか見当がつかない。
	渡り切って反対側から見た感じ。
	気持ちの余裕は有ったので遠くの風景を撮っては見たが、一体どこの山なのか全く分からなかった。
	さて、戻ろうかとロープを掴んで後向きに一歩を出すが、岩は乾いていてその上に砂が付き滑ってグリップが利かない。慎重に、確実に体重を移動させて何とか岩を通過することが出来た。中央の岩がそれだ。
	帰りがけに、鋸歯に一つも表示が無かったので、直ぐに消えてしまうだろうが、ペンで幹に印を透けながら下った。
	シロバナコイワカガミが綺麗で何枚も写真を撮る。
	P2とP3の間、余りの風の爽やかさにうっとりしながら休憩。 1人、群馬の県境を歩いた事を思い出しながら、この静かな山の中に居る自分を、本当に幸せ者だと思った。
	もうすぐ朽ちてしまいそうな枯木に印した。
	今年はシロヤシオをたくさん見たがここでも丁度満開の見ごろだった。
	小屋に戻って広場でくつろいでいると若い人が下山してきた。横浜から来たと言うイイバさんはまだ山のキャリアが2年半位だそうだ。周りから若いうちに厳しい山に登った良い、と言われて今日はこの山に来たそうだ。我が会にも若くて逞しい若者が入ってくれないかなー？等と思った。すると、そこに相棒が戻ってきた。予定より4時間も早くてビックリ！
	下山は順調で諏訪神社鳥居前にやはり4時間早く下山した。
	神社境内脇に止めた車は異状なく待っていてくれた。
	今回は歩行距離を調べようと、スマホを機内モードにして持ち歩いた。
	諏訪神社から車道に出ると、そこに田代温泉の案内が有った。料金300円ととてもリーズナブル、泉質はとてもツルツルする美人湯だった。但し、狭いので団体は利用しないほうが賢明だ。
	行きは上信越道ー佐久から須玉迄国道ー須玉から中央道ー中部横断自動車道、六郷IC－早川町から八伏峠手前で引き返すなどした。帰りは新東名ー圏央道ー関越道。新東名でラッシュに引っかかり1時間ほど時間ロスしたが21：20無事高崎に到着した。往復658kmは長かった。帰宅してから両腕が痒かったので思い出したが、無間小屋で昼寝していた時、腕を出していたのでヌカカにやられたらしい。しばらく憂鬱な日が続くのかなー？大無間山はそのうちリベンジ予定。