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                              鍋割山(赤城山)

期  日 2018年7月8日(日)
参加者 単独
タイム 姫百合駐車場6:25-荒山高原7:10-鍋割山8:15~8:30-鍋割山登山口10:20-姫百合駐車場13:00

戻り梅雨の様な空模様が続くこの頃、テレビでは全国各地で特別警報が出され、多くの被害者が出ていると報道されていた。

幸い私の住む前橋市は雨も降らず、従って自宅待機もしないで済みそうだ。
今日の予定は空白、と言うかあぶれてしまったので行くところが無い。
最近急激に体力が落ちた気持ちになり、気分が滅入りがち。
そこで、このネガティブな気持ちを打破しようと思い立った。
久々に歩荷訓練をしてみようかな?
いつもの荷物に2リットルのペットボトル3個に水を入れて重くして見た。片手でザックを持とうとした時余りの重さに愕然!
相当身体がナマッテいた。
情けない。
荒山高原に向け出発。
登山道に入ってすぐ、ミヤマタムラソウを見つけて早速写真モードになり、今日はのんびり歩こうと決めた。
ヤマアジサイは色の変化が多い、と図鑑には書いてあった。
これはシロバナ、清楚な佇まいが曇りの空に似合う。
ダイコンソウ
キイチゴ
チダケサシ
ミヤマカラマツ
写真を撮りながらではあるが、登りはキツイし無風なので汗がほとばしる。
でも、ここ「荒山風穴」に来たら周囲が冷たい空気に覆われていて気持ち良かった。
風穴を超えると直ぐに荒山高原に出た。
晴れていれば富士山が見えるところだが、今日は遠くの山には雲がかかっていた。
コメツツジが沢山咲いていた。
荒山高原から鍋割山に向かって行くと、涼しい風が吹き抜けて、緑のトンネルに囲まれ爽やかな気分になった。
足元に白い葉っぱみたいなのが敷き詰められていて、はて?何の葉かな?と周りを見るとヤマボウシだった。
稜線に登り上げる手前に咲いていたオオヤマオダマキ
同じくホタルブクロ
網に囲まれて咲いていたクガイソウ
これは何の花?
ヤマツツジがいくつか咲いていた。
ミヤマハンノキ
稜線は風が気持ち良かった。
カワラマツバ
ノハナショウブが一輪、蜂がホバーリングしていた。
シモツケがあちこちに咲いていた。
ノリウツギ
シャラの木も沢山あった。
鍋割山山頂到着。誰も居ない。
下から74才だという人が登ってきた。
その人曰く、先日は94才の人が登ってきたらしい。
獅子が鼻目指して下り始める。
鼻の頭には大きな石を積んだ遺構が有る。
大きな石を積んだのだから、かなり重要な建物でも有ったのだろうか?
クサタチバナ一株だけ咲いていた。
78才のご主人と奥様の夫婦が登ってきた。やはりこの道しか登らないらしい。
NHKTVの夕方の番組に出たと言う。
先程の人が94才の人の話をしたが、どうやらこの人と94才の人が同時に出たらしい。
高齢の人は横田さんらしい。
岩だらけの急な下り。
ロープや立ち木を頼りにユックリ降る。
すると岩陰で登山者に踏まれる恐れの無いところにタツナミソウが咲いていた。
岩場を降りきったところに、萩が咲いていた。
秋の花がもう咲くとは、今年の陽気はそうとう狂っているな―。
もしかして、もうすぐ秋なのかな?。
タカトウダイの咲いていた。
また1人74才の人が登ってきた。
このルートは年寄り向きなのかな?
そんな訳ないよなー。
MHCの清〇さんや島〇さんを知っていて、前労にいたらしい、〇塚さん。
ご婦人も単独行が二人すれ違った。
オカトラノオも一輪だけ有った。
テリハノイバラ
鍋割山の登山口に到着
ここから林道を約6km歩いて姫百合駐車場へ行く。
林道は舗装されていて歩き易いが、けっこうな登りである。
少し歩くと左側に大きな石が有った。
巨大な石だ。
林道には500m毎にこの様な看板が有るので、単調な林道歩きを和らげてくれた。
殆ど車が通らないので安心して歩ける。
緑の風が吹き渡る。
イケマ
だらだら歩いて駐車場に到着。
歩荷訓練は終了。疲れた~。
でもたくさん歩いたからお腹が空いた。
いままで、最近はあまりお腹が空かないで心配だったが、やはり運動不足だったのかな?。
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