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                   月山

期  日 2018年7月30日(月)
参加者 CL椛澤 梶原 江積 佐野千 佐野操 宮内
タイム ;姥沢駐車場8:00-リフト上駅8:55-姥ヶ岳9:40-金姥10:10-牛首11:00-月山12:15~13:10-牛首14:20-リフト上駅15:30-姥沢駐車場16:35

過去に前例のない、全く違う動きをしている台風12号。我々は南アルプスの北岳に登山する計画だったが、芦安からのバスは大雨のため運休だった。
それではと、台風の影響を受けない東北へと山を変更、選んだ山は月山。

姥沢駐車場に車は疎らに止まっていた。
駐車場からリフト乗り場までは少し歩かなければならない。
路肩にはキンロバイが咲いていた。
モミジカラマツは太陽の光を受けて白く輝く。
8年前、MHC創立30周年記念山行で訪れた月山ではあるが、その日は強風に迎えられ、尚且つガスに巻かれて景色は何も見えなかった。

今日は天気は良いが気合の入れ方が弱いのでリフトを利用することにした。
約300mこ高低差を一気に登ると、蒸し暑かった空気は爽やかな風に変わっていた。
タカネトウウチソウ
リフト上駅にはここで記念写真を撮れるように標識が立っていた。
でも後方の山は姥ヶ岳
ここのヨツバシオガマは色がとても綺麗だった。
ニッコウキスゲも花盛り。
ヒナザクラ
ミツバノバイカオウレン
イワイチョウ
姥ヶ岳目指して登る。
今日のルートに樹林は無いので日陰は無い。
でも爽やかな風が吹き抜け涼しい。
チングルマ
ウサギギク
キンコウカ
ミヤマリンドウ
直下は木道が整備されていた。
姥ヶ岳山頂
三等三角点
姥ヶ岳山頂からの展望は素晴らしい。北方に鳥海山が見えた
また、庄内平野と日本海の海岸線が眼下に見る事が出来た。

朝日連峰や飯豊連峰は台風の影響を受け、雲に覆われていて見る事は出来なかった。
タカネトウウウチソウ
ミヤマウスユキソウの時期は既に終わっていたが、枯れても存在感のあるその姿は美しい。
姥ヶ岳を後に月山へ向かう。
右奥のなだらかな山頂のやや左にちょこっとあるのが月山
庄内平野と日本海
気持ち良い縦走路
ナンブタカネアザミ
金姥は湯殿山神社へ続く道あり。
以前は何か石仏が有ったのだろうか?
石を四角くくり抜いた入れ物に賽銭らしい小銭がたくさん入って居た。
トモエシオガマ
夏の終わりに咲くウメバチソウが咲いていた。
ハクサンイチゲがまだ咲き残っていた。
ハクサンフウロ
雪田有り。
下山はこの雪田の下を通ったが、解けだす水の量は豊富だった。
コイワカガミ
牛首。
地名と地形は連動していないのかな?
キバナノコマノツメ
ベニバナイチゴ
ほら貝を吹きながら下山してくる修験者の一段と出くわす。
ハクサンフウロの群落
もうすぐ月山山頂
月山神社由来
8年前月山神社周辺を隈なく探したが、三角点を見つける事は出来なかった。
そこで、今回は是非とも確認したいので登山道を北に行って見た。
すると一等三角点を確認することが出来た。
三角点の前で満足のメンバー達。
山頂で昼食を済ませて下山開始。
コバイケイソウ
キオン
牛首からリフトへの短縮ルートにはヒナサクラが群落を成していた。
ヨツバヒヨドリにアサギマダラとヒョウモンチョウが蜜を吸っていた。
リフトに乗って下る途中のワンショット。
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