戻る

                 塩見岳・蝙蝠岳

期 日  2018年8月5日~7日(日ー火)
参加者 CL椛澤 江積 平 高橋 佐野夫妻
タイム; 5日
      高崎3:30=鳥倉林道越路バス停7:30~8:27=鳥倉登山口8:40-豊口山コル9:40-塩川分岐11:20-三伏峠11:50~12:35-
      本谷山14:15-塩見小屋16:10
     6日
      塩見小屋4:20-塩見岳5:35-仙塩尾根分岐6:40-蝙蝠岳9:05~9:15-仙塩尾根分岐12:00~12:30-塩見岳13:05-塩見小屋14:30
     7日
      塩見小屋5:55-本谷山8:00ー三伏峠9:10~9:20-塩川分岐10:15-豊口山コル11:35~11:55-鳥倉登山口12:55~14:25=越路バス停14:40

5日
塩見岳登山口へ向かうバスは鳥倉林道駐車場「越路バス停」から1日に2本のバスしか無い。
乗り遅れると1時間の林道を歩かなければならないので、いつもより時間を30分早く高崎を出発した。
時間通り到着した駐車場は殆ど満車だったが、数台の空きスペースが有ったので良かった。
準備を整えてバスを待つと、定刻通り8:27発、二人の乗客を乗せたバスは来た。
料金は片道360円也。
鳥倉登山口にはバスに乗って帰ろうとする登山者が数名待っていた。
通いなれた登山道、最近年のせいか疲れを感じる身なのでユックリ歩き始める。
この時期、南アルプスはマルバダケブキの群落が見れるが、歩き始めの落葉松林に林床に疎らに咲いていた。
ヤマキチョウが蜜を吸っている。
豊口山コルにはこの様な指導標が有る。
クロクモソウ

樹林帯を歩くので涼しくは有るが、それでも汗はかく。
水場では冷たい水が美味しかった。
順調に歩を進めて予定通り三伏峠に到着。
ようやく樹林帯を抜けて三伏山到着。
塩見岳はまだ遠いな。
建物が新しくなって、初めて泊まる塩見小屋。
以前に小屋番をしていて、美味しい料理を出して頂いた方はまだ居るのかな?
期待は有ったが、残念ながらその小屋番さんは居なかった。

下山してから知ったこと・・・・・・・。
小屋番の事で裁判になって居るようです。
塩見岳に抱かれた小屋。
6日
今日は蝙蝠岳を往復予定なので、朝食を弁当にして頂き4:20出発。
小屋から出て少しの間は、ハイ松なので灌木帯で朝露に衣類が濡れたが、直ぐに岩稜帯なり良かった。
チシマギキョウが爽やかに咲いていた。
塩見岳の脇に登る朝日。
同定が難しいトウヒレンとヒゴタイ
これはミヤマヒゴタイか?
来るたびに岩場が険しく感じる様になる。(5度目)
塩見岳西峰頂上から見た影塩見
絶景!
富士山
延々と続く仙塩尾根
仙塩尾根、蝙蝠岳分岐
分岐から見た仙塩尾根。
塩見岳を背に蝙蝠岳に向かう。
北俣岳に向かう途中の大砲岩(私が個人的に名付けた)
蝙蝠岳の姿は名前に似合わず優美。右奥の山は荒川岳。
快適な稜線歩き。思わず歌声が響いた。
やったね!(#^.^#)
バンザーイ!\(^o^)/。
既に仙塩尾根分岐近くまで戻って来た。岩場は慎重に。右奥は蝙蝠岳
分岐で展望をおかずにランチタイム。
シコタンソウの群落。

今年は早くから暑い夏だった為か、高山植物は終わりを迎えていたので、あまり撮らなかった。
塩見岳の岩場を降る。
小屋に帰着。
今日は平日なので宿泊客は少なめのようだ。

(蝙蝠岳山頂からのパノラマ展望)

7日
昨夜は土砂降りの雨と雷が凄かったらしい。
私は深い眠りの中だった。(^^ゞ

今朝は下山するだけだが、今にも降り出しそうな空模様。
途中から、見納めの塩見岳
ダケカンバが霧雨に濡れて美しい。
三伏峠からの下山はお手製の桟橋や梯子、濡れていてつるつる。
恐ろしか~(>_<)。。
豊口山コルで昼食。
白ビソの森の静けさに小鳥のさえずりだけが聞こえる。
うっとりする様な至福の時間が流れる。
崩落地にはマルバダケブキが勢力を増していた。
最後の降りはシダが覆い尽くす林床に落葉松のハーモニー。
イブキジャコウソウとは似ても似つかぬジャコウソウ。
登山口到着。
バスが来る時間まで2時間半近く有るので歩いて駐車場まで行けるが、ここはのんびり待つことにしようと決まった。
日陰で休んでいる所に咲いていたゲンノショウコ
バスに乗って越路バス停到着。
広い駐車場に、車は数台停まっているだけだった。
帰りは松川IC近くの清流苑で三日間の汗を流し、カツカレーを食べて帰途に就いた。
inserted by FC2 system