戻る

                     白山

期  日 2018年9月2-3日(日‐月)

参加者 CL椛澤 生方み 江積 岡田 小渕 関口 福島 宮内

タイム 2日;別当出合9:30ー中飯場10:30ー甚之助小屋11:55~12:35ー黒ボコ岩14:00ー室堂14:40
     3日;室堂4:40ー白山山頂(御前峰)5:30ー室堂6:30~8:00ー平瀬道分岐8:15ーアルプス展望台9:00-南竜山荘10:20
        -南竜分岐10:50-甚之助小屋11:15-中飯場13:00ー別当出合13:55

9月2日
本来なら市ノ瀬から別当出合迄の間はシャトルバスに乗らなければ来られないのだが、バスが臨時欠行となり、マイカーが入っても良いことになった別当出合。
乗り換えの時間的ロスと往復1000円のバス代が節約できてラッキーだった。
昨年は白山開山1300年だったようで、イベントが有ったのだろうか?。
次ぎへ100年の一年目として区切りの年。
ここに来られて良かった。
名物の長い吊橋を軽やかに渡る。
吊橋を渡ると早速「花の白山」の名に恥じないお花が咲いていた。
先ずはキンミズヒキ
山を始めたころ、この白山で初めて花名を覚えたクサボタン
今年は夏季が早く、私の訪れたのは遅かったのにまだ咲き残って居てくれて嬉しかった。
ツルニンジンも沢山咲いていた。
見た目にはニンジンに見えないが、朝鮮人参と同じように根っ子が太く食用されていると言う。
シラネセンキュウ
アキギリはこの季節が見ごろだった。
中飯場到着。
天気が良く無風なので汗をたくさんかいた。
ここには水場も有るので水分補給に都合がよい。
公共の綺麗なトイレ有り。
更に汗をかきかき登ると甚之助小屋。
小屋の手前、爽やかな風が吹き抜けるベンチで昼食をとった。
小屋の右側はトイレ、左側が避難小屋になって居た。
オオヒョウタンボク
カライトソウ
南竜道分岐からは黒ボコ岩方向へ舵を切った。
ヤマハハコ
中心の花の色が色々で面白い。
アキノキリンソウは今が盛りに咲いていた。
花が散っても美しいシモツケソウ
黒ボコ岩手前の延命水は水量は少なかったが冷たくて美味だった。
ミヤマダイコンソウの紅葉
ハクサンフウロの紅葉
トリカブト
紅葉のオンタデ
黒ボコ岩2320mの標高
黒ボコ岩に立つ元気な面々
黒ボコ岩の先は弥陀ヶ原となり、木道が敷かれている。
一輪だけ咲き残っていたハクサンフウロ
さすが!地元のお花だけあって一段と煌びやかであった。
弥陀ヶ原の黄葉
黄葉しているのはコバイケイソウ
美味しそうな木の実
弥陀ヶ原から一段登ると原の全景が見渡せる。右の道が我々が歩いた道で、左に見えるのはエコーライン。
ナナカマドの紅葉はもう少し先になりそうだ。
室堂ビジターセンター到着。
玄関先に設置された温度計。
7°Cを指していた。
ビジターセンターでくつろいでいると、そこに「日本300名山完全人力踏破」を実行している田中陽希さんが現れた。お疲れのところに頼み込んで記念の写真を撮らせて頂いた。
ダハハ(^^ゞ
そこにはクライマーとして「世界的に有名な「平出和也」氏もカメラマンとしてご一緒だったので撮らせていただいた。
価値ある一枚。
平出様有難うございました。
私が最も信奉する尾崎喜八先生がお世話になった長野県富士見町の出身だと言う。
夕食は半バイキング方式?
今回は体調も良く、完食出来て嬉しかった。
食後の外気温度は4°C
お社はガスに巻かれていた。
ガスが上がって夕焼けが見えたので慌てて展望台に走った。
たまたま撮った一枚に写っていたのは陽希さんかな?
室堂に夜の帳が降りるとき、白山山頂がクッキリと姿を現した。
明日の天気を保証している様だった。
9月3日

今日の予定は山頂でご来光を拝み、池巡りをして室堂に戻って朝食をとる。
しかし、昨夜から今朝まで外は雨の降っている音のみが聞こえ、布団から起き上がることが中々出来ないでグズグズしていた。
他のメンバー7名はすっかり出発準備を整えて玄関で待っていた。
どうせご来光を拝めないなら早く出発する意味がないなー(/ω\)。
でも飛び起きて最初に向かったのが玄関先にある温度計。 4°C
ヘッドランプを点灯して山頂に向かった。
既に何組もの人達が登り始めていた。
因みに神主さんたちは8月いっぱいで山を降りてしまったらしい。
太鼓は鳴らなかった。

山頂直下では横殴りの雨の洗礼を受け、体感温度は1度位だったろうか?。
寒さで震えた。
池巡りは中止して室堂に戻った。
朝食をユックリとって下山開始。
下山コースは展望歩道コース。
平瀬道から展望歩道コースに右折。
しばらく行くと別山方面の展望が開けてきた。
眼下には大白川ダムの白水湖がエメラルドグリーンの湖水を湛えて美しい。
振り返ると朝の霧が嘘の様に晴れ渡っていた。
アルプス展望台に来たがアルプスは雲の下だった。
南竜ヶ馬場の向こうに別山が大きく雄大に見えた。
古の時代より栄えた石徹白古道を歩きたい気持ちだけは有るが、年齢が私の言う事を聞いてくれない悲しさよ。
オオシラビソの種が立派に実っていた。
ベノバナイチゴ
オタカラコウ
イブキトラノオ
ミヤマシシウド
南竜湿原近くまで下ってきた。
別山への分岐を恨めしく眺めて南竜山荘方面に歩を進める。
カライトソウは見ごろ。
鳥の鳴声がするので見上げるとウソがしきりに鳴いていた。
しばらく止っていたので撮ることが出来た。
鳥博士のえっちゃんに「ウソ」と教えていただいた。
シロヨメナ
オトコエシ
帰って来ました。
帰途、白峰温泉「総湯」で2日間の汗を流した。
名立谷浜SAで夕食。
私はソースかつ丼とうどんのセットを頼んだ。

高崎に着いたのは23時過ぎだった。
inserted by FC2 system