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                   八海山

期  日 2018年10月21日(日)
参加者 CL椛澤 SL中陦 江積 高橋あ 生方み

タイム 八海山ロープウエイ8:00-山頂駅8:06-6合目女人堂避難小屋9:15-薬師岳9:35-地蔵岳10:20‐大日岳10:20-新開道分岐12:20~12:40-
    千本檜小屋13:15-山頂駅15:30-山麓駅16:00 

この秋初めてとも言って良い全国的な秋晴れが予報された今日。
私は越後の荒沢岳に登る予定だったが、役場への問合せの結果、昨日20日(土)にクサリが取り外される、との衝撃的な返答を得た。半年も前から何回となく私の登山予定と、取り外しの時期を確認してきたのだが、急に取り外しが決まったようだった。

仕方ないので、参加メンバーに確認したところ「八海山」の意見が出たのでそこに決定。
八海山ロープウエイの広い駐車場に車が数台停まっていた。運行開始まで、まだ1時間以上の時間が有った。
運行の始発は8:00、その30分前からは観光客や登山者が続々と訪れ、凄いことになった。
我々は先頭に並んでいたので、一番に乗れることが出来た。
所要時間6分のロープウエイを降りて早速八海山に向かって歩き始める。
昨日は雨だったので、登山道は濡れていた。
岩場が濡れていないか心配がよぎる。
紅葉がちょうど見頃を迎えていた。
振り返ると今歩いて来た場所は見事な紅葉だった。
女人堂避難小屋でひと休み。
更に薬師岳目指して行く。
強力なメンバーに後ろを推されながら息を切らせて登った。
しかし、この山は他の山と違い、比較的若い登山者が多く、追い越されることが多かった。とほほ。
9合目の千本檜小屋前にもたくさんの登山者が休んでいた。
いよいよここからが八海山の核心部、スリリングな岩場が連続する。
手始めに地蔵岳。
やや緊張しながらも無事登れた。
お地蔵様が祀られていた。
眼下、山のすそ野は錦秋。
しかし風景を楽しむ余裕は無く、写真を撮ることさえ忘れて岩を超えることに集中している私であった。
必死に降るメンバー。
次々に難所が現れる。
越後駒ケ岳とナナカマド。
最後の岩峰、大日岳(10合目)で岩の終わりを喜ぶメンバー。
しかし、安心は少し早かった。
長いクサリが有って下りの順番で渋滞していた。
更にもう一つの長~いクサリ。
このため通過に時間がかかり過ぎた。
大日岳を過ぎ、新開道&う回路への分岐に到着し、ようやく地に着いた安心感で昼食にした。
昼食後新開道方面へ下り、八ツ峰う回路方面に向かう。
事前情報ではう回路も決して侮れない危険個所が有る、と言う事だった。
時折りガスが巻く頂稜部、う回路は歩き易かった。
景色が素晴らしい。
下の廊下状の箇所あり。
結果、個人的主観では、う回路はとても歩き易い登山道だった。
千本檜小屋に来てあとは来た道を帰るのみ。
登りでは汗をふきふき登ったので景色を眺める時間が無かったが、帰りは少し余裕が出来て素敵な景色を堪能しながら歩いた。
丁度見ごろ
八海山を振り返る
下山してロープウエイ乗り場は順番待ちの観光客で長蛇の列。
ようやく乗れたロープウエイの窓から見た八海山
最高の行楽日和だった為か、関越道赤城ICから上りは渋滞していた。
渋川ICを降りて上武国道に入るとこちらも渋滞。

山も車も渋滞の一日はこうして終わった。
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