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       蝋梅忌&品川富士登山

期  日 2019年2月2日(土)
参加者 椛澤

毎年恒例となっている尾崎喜八先生を忍ぶ蝋梅忌は2月の第一土曜日。
会は13時から始まるので、その前に東京見物。
例に寄って「中村みつを著お江戸超低山さんぽ」の本を片手に品川駅を降りる。
京急北品川駅下車が良いのだが、乗り換えが面倒なのでJR品川駅から歩いた。

するとこのような案内の石柱が立っていた。
京急の線路を渡る。
北品川駅前にある二番の案内
三番から旧東海道品川宿通り。
街道から左に少し下ったところは既に入江になっていて屋形船が沢山浮いていた。
街道に戻る。
海抜の低さに驚く。
昭和レトロの金物屋さんが懐かしさを醸し出していた。
五番 品川宿本宿
六番 品川宿本陣跡
旧東海道の街並み
八番 ここも品川宿本陣跡
見にくいが角柱は左右に立っていて品川宿入り口らしくなっていた。
控えめで目立たない角柱の文字
品川宿から右に曲がって行くと正面に品川神社が見えた。
今日の登山は写真中央に黒く見えるところが山頂
品川神社の大鳥居
よく見ると鳥居の柱に竜が纏わりついている。
初めて見る鳥居の意匠
階段を中間迄登ると左側に小さな鳥居が有った。
どうやらここが登山口らしい。ちゃんと一合目の合石が有った。
2合目、3合目と順調に登る。
五合目まで21段だった。
五合目からは石段になって傾斜も増す。滑落しない様にクサリ場もある。
山頂はもう少しだ。
頑張ろう!
やっとこ山頂に到着。(五号目から25段)
富士山が見えるのか?ビルに囲まれ見えないのか。
天気は良いので建物が無ければ見えたのだろうに残念。
反対側に下山道は有った。
こちら側にも立派な案内が有った。
境内を散策していると、三々五々参詣者がいた。
包丁塚には料理人らしい方がお参りしていた。
板垣退助翁のお墓は神社の裏側の分かりにくい場所に有った。
お墓が有ることを知らない人は見過ごしてしまうだろう。
とても立派なお墓で高さは2.5m位だろうか。
品川神社本殿前には梅の花が咲いていた。
JR四ツ谷駅前の主婦会館にて今年もまた「蝋梅忌」が開催された。
ついこの間まで親しくお話して頂いた榮子様が、今はお写真に入ってしまい悲しく寂しい限りです。
尾崎先生のお孫さんで石黒敦彦さんのご挨拶で会が開かれた。
長野県富士見町教育長 脇坂隆夫氏

富士見町は尾崎喜八先生の魂のふるさととも言える所で、富士見町高原ミュージアムには先生の貴重な資料が沢山所蔵されていて、常設展示されている。
今日は先生の「田舎のモーツアルト」や「ハインリッヒ・シュッツ」の事などを興味深くお話しされた。
次に先生のお孫の美佐子さんのご主人でもある
樋口隆一氏(明治学院大学名誉教授・音楽学者・指揮者)が「尾崎喜八とバッハ」のお題で講演された。
淡野由美子さんはシュッツ研究家で尾崎先生とのことをとても素敵なソプラノを交えてお話下さいました。
幹事の堀さん(右)四ツ釜さん(右から二人目)には大変お疲れさまでした。

最後に全員でFrere Jacquesを輪唱してお開きとなった。

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