期 日 2019年9月14日~17日(土~火)
参加者 CL椛澤 SL萩原 関口 石関
タイム 14日;高瀬ダム7:15-烏帽子小屋12:20-烏帽子岳13:40-烏帽子小屋15:10
15日;烏帽子小屋6:20-三ッ岳7:25-野口五郎岳10:00-真砂岳10:50-水晶小屋13:10~35-水晶岳14:10-水晶小屋15:35
16日;水晶小屋6:00-鷲羽岳7:30~7:50-水晶小屋9:45-野口五郎岳14:15-野口五郎小屋15:15
17日;野口五郎小屋9:05-三ッ岳7:20-烏帽子小屋9:00~9:25-高瀬ダム13:00
14日6:50 七倉ダムの登山者駐車場は午前7時にも関わらず既に満車状態。 駐車場から外れた路肩にわずかなスペースを見つけて駐車することが出来た。 予約しておいたタクシーに乗って高瀬ダムに向かう。 |
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7:15 タクシー代2100円で高瀬ダムに到着。 |
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ダムサイトからトンネルを通って登山口に向かう。 | |
トンネルを通過して次は吊橋を渡る。 ゆらゆら揺れて目が回るようだった。 |
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河原の土砂を取り除く工事をしているところに架かった危なっかしい橋を渡る。 | |
7:40 ようやく登山口に到着。 |
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北アルプス裏銀座登山口と書かれた指導標 ここから烏帽子小屋迄12番から0番まで番号がふられているので、それを頼りに登り始める。 右の樹の根元に12番の札が有る。 |
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ゴゼンタチバナの実がキラキラ輝く。 | |
ミヤマカラマツは一株だけ咲いていた。 | |
ツバメオモトはその名を示す色に染まっている。 | |
番号毎に小休憩をとり、丁度中間点まで来た。 殆ど日陰なので涼しく、汗をかく量が少なく助かる。 |
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4番の三角点 | |
三角点の標石は周りの土が流れてしまい、倒れそうな状態だった。 | |
1番! もうワンスパンで小屋。 |
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久しぶりにお目にかかったシャクジョウソウ | |
初めて見るかな? コウメバチソウ |
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12:20烏帽子小屋到着。 | |
のどかな小屋前風景。 | |
小屋前のお花畑にはイワギキョウが終わりを迎えていたが、少しだけ咲き残っていた。 | |
小屋の受付だけ済ませて烏帽子岳に向かう。 | |
烏帽子岳山頂直下の岩場! | |
見た目より簡単。 | |
新しく山頂標識建っていた。 | |
以前はここに山頂標識が有った。 | |
唐沢岳、餓鬼岳、燕岳などが遠望で来た。 | |
烏帽子岳小屋のメニュー。 メインはボルシチ、美味しかった。 |
立山連峰、後立山連峰、南沢岳、不動岳、針ノ木岳、蓮華岳、唐沢岳、餓鬼岳、燕岳、大天井岳等が見渡せる大展望。
15日 早朝に起床してカメラを持って外に出た。 すると、小屋の眼前に月明が赤牛岳を照らしていた。 |
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未明の東の空。 遠く燕岳連嶺の向こうに八ヶ岳連峰が雲海の上に浮かんでいた。 |
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天体ショーの始まり。 | |
雲海の上に太陽が昇った。 | |
今日、歩く予定の山に朝日が射す。 | |
赤牛岳と薬師岳にも朝日が射して赤く染まった。 | |
朝食を済ませていざ出発。 | |
振り返ると烏帽子岳が尖がって聳える。 | |
三ッ岳に近づくと、憧れの槍ヶ岳がすっくと姿を現した。 | |
イワヒバリがブルーベリーを啄んでいた。 | |
この時期、鮮やかに自己主張するウラシマツツジ | |
トウヤクリンドウもそろそろ終わりを迎える。 | |
稜線の向こう、薄っすらと名峰富士山と甲斐駒ヶ岳と北岳 標高1番と2番目が揃って見えた。 |
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かえりみすれば遠く白馬連峰や鹿島槍ヶ岳。 | |
槍ヶ岳をバックに野口五郎岳にて記念写真 | |
真砂岳の途中には、湯又温泉に下る分岐あり。 思わず南真砂岳に行きたくなる衝動を抑えた。 |
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槍ヶ岳手前の赤い岩肌は硫黄尾根。 この硫黄岳も涙を呑んで断念した山。 |
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縦走路のたわみ、東沢乗越。 昔はここを通った人が居たのだろうか? |
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お地蔵様も備えられていたので、思わず合掌。 好天と無事を感謝した。 |
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水晶小屋では従業員お二人がアーチを作ってお出迎えしてくれた。 嬉しかった~。 |
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水晶岳山頂でニンマリ。 | |
水晶岳から赤牛岳に延びる稜線。 その向こうには日本海側からスゴ乗越を越えて、雲の滝が流れ下って、壮大な天然のショーを見せた。 |
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小屋に戻ると急にガスが現れ、視界不良となった。 | |
しかし、その後ガスが切れて雲海の上に山々が見えると、小屋の従業員まで外に飛び出し、大騒ぎとなった。 | |
明日登山予定の鷲羽岳もクッキリ。 | |
水晶岳と赤牛岳へ続く稜線の向こうには立山連峰が雲海に浮かぶ。 | |
トウヤクリンドウも夕日に輝く。 | |
日没間近、中央の黒い島は雲の平。 |
三ッ岳西峰からのパノラマ
16日 今日は鷲羽岳に登って引き返し、野口五郎小屋に泊まる予定。 定刻に水晶小屋を出発した。 |
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ワリモ岳の険しい岩場を越える。 | |
雲の上に頭をもたげるのは笠ヶ岳 | |
鷲羽岳山頂では槍ヶ岳が素晴らしい。 | |
槍をバックにパチリ。 | |
鷲羽池と槍ヶ岳が同時に見えた。 | |
ブロッケン現象の外側に白い虹を見た! | |
ウラシマツツジの紅葉 | |
ワリモ岳と水晶岳(右奥) | |
飛翔! ホシガラス。 |
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啄む! ホシガラス |
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向かってきた! ホシガラス |
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前回はここを下って黒部川源流を歩いたことを思い出す。 | |
紅葉のコラボ | |
ハクサンイチゲが一株、見事に咲いていた。 | |
小屋にデポした荷物を引き取って野口五郎小屋へ向かう。 | |
折しもガスが湧き、幻想的な雰囲気を醸す。 | |
イワヒバリちゃん。 | |
イワツメクサ | |
行きには登らなかった真砂岳に登った。 | |
ガスが巻いていたが記念写真。 | |
オットセイが顔を出している?。 | |
今夜の宿に到着。 初めて泊まるので楽しみ。 |
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観音様の様なブロッケン現象を始めて観た。観音様か!合掌。 | |
ブロッケン現象の更に外側には、見た時は白い虹に見えたが、写真では黒く大きな輪がみえた。 | |
野口五郎小屋お手製の夕食。 揚げたての天ぷらは格別だった。 |
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食後夕焼けを求めて小屋西の稜線に上がってみた。 ガスの中にボーッと見えた夕焼け。 |
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小屋に灯がともった。 |
鷲羽岳山頂からのパノラマ写真 黒部五郎岳の左向こうに白山がクッキリと。
17日 未明の小屋 |
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天空にはオリオン座とオオイヌ座のシリウスが明るく輝いていた。 | |
今日は最終日、下山後の温泉が楽しみ。 ミヤマアキノキリンソウ |
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ウサギギク | |
岩肌を赤く染める紅葉 | |
イワウメの紅葉 | |
イワウメとクモマスミレのコラボ | |
つがいの雷鳥が最終日に現れた。 親と大きさが同じくらいに成長した子供を3羽見守る。 |
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野口五郎小屋から烏帽子小屋迄はアップダウンの繰り返しと、大きな岩やガレ場が有って下りだが疲れた。 | |
下山開始 | |
ゴゼンタチバナ | |
4番の三角点 ここで3分の1降ったことに成る。 |
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時折ガスが巻いたりした。 | |
ミヤマコウゾリナ | |
クルマバツクバネソウ | |
ここは「ごんだ落とし」 ごんだ落としとは何 |
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ばんざ~い\(^o^)/やったね! | |
危なっかしい橋を渡って帰るしかありません。 | |
ノコンギク | |
何という美しい色の湖 | |
トンネルを抜けて高瀬ダムに着くとタクシーが待っていた。 直ぐに飛び乗って七倉ダム駐車場へ。 今時珍しい無愛想な七倉山荘で温泉に入り、さっぱりして帰途に就いた。 |