坂東33札所巡りー7(最終回)

期  日 2020年2月11日(火祝)
参加者 CL椛澤 他6名
コース ㉛笠森寺8:55~9:40 -㉜清水寺10:35~11:00 -㉚高蔵寺12:20~13:05 -㉝那古寺14:35~15:20
 

第31番 大悲山 笠森寺(笠森観音)
本尊  十一面観世音菩薩
本日は早くも結願の予定。
いつもより一段と心を清め、交通事故や災難に遭わない様に細心の注意を払いながら行動した。
群馬から高速道を利用しながら、約3時間をかけて笠森寺に到着した。
まだ身体が慣れていないせいか、石段を登るのに息が切れた。立派な山門に一礼して通る。
門番には仁王様が多いが、ここは風神様・雷神様がお守りしていた。
こちらは雷神様
こちらは風神様
その裏には閻魔大王様が控えていた。
反対側には奪衣婆が怖いお顔をして待っていた。
観音堂は日本唯一、四方懸造りで国の重要文化財に指定されている。
子授の楠、この根っ子を潜り抜け、その先に有る子授け観音様に祈ると願いが叶うそうだ。
  第32番 音羽山 清水寺(清水観音)
本尊  千手観世音菩薩
 
先ずは仁王門を通る。
その奥に四天門
風神様
雷神様
四天門を過ぎると百観音堂があり、西国、坂東、秩父の観音様百体が祀られている。
観音堂
格子から覗くと千手観音様を拝すことが出来た。
   第30番 平野山 高蔵寺(高倉観音)
本尊   聖観音菩薩
藤原鎌足ゆかりのお寺。
立派な楼門
古さを忍ばせる仁王像
こちらも独特の「吽」像
可愛いのがはやりの昨今、可愛い六地蔵様
説明書きは可愛くないかな?
端正なお姿の観音堂。
本堂の床下には観音浄土巡りが出来る空間が有り、本尊様も拝むことが出来る。
   第33番 補陀落山 那古寺(那古観音) 結願寺
本尊   千手観世音菩薩
駐車場から緩い坂道を登って行くと仁王門が有る。
微かに金箔の跡が見えるので、当時は金色の輝きで参拝者を圧倒したのであろうか。
こちらも同じ
仁王門を潜ると左に鐘楼、右に阿弥陀堂、多宝塔が並び、正面に本堂
この見事な多宝塔は宝暦十一年、施工者は地元の大工、棟梁であったそうだ。
源頼朝、足利尊氏、南総里見八犬伝の里見一族などゆかりのお寺。
房総半島最南端の館山市を一望する高台に那古寺はあり、館山湾の向こうに洲崎灯台が見える。
暖かい空気が漂う、南国の穏やかな海を見ていると、いつかまたのんびりと訪れてみたい気持ちになった。
さて、本堂で「おびんずる様」を撫でて色々お願いするのもこれで終わりと思うと、一層気持ちが入った。
7人で巡礼の旅だったが、それぞれの都合で3名だけ結願となった。
参加者全員、家族、友人、健康等々感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがたいことです。
今日結願叶わなかった人達も、これから観音信仰を心の支えにして、いつの日にか結願出来る事をねがう。

この結願証は観音様が観ていて、33か所の一つでも欠けていると発行してくれないのです。
 

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