物見山・神津牧場

期　　日　2020年6月7日（日）
参加者　　CL椛澤　他６名
タイム　　神津牧場駐車場10：20－物見岩11：30－物見山12：00～12：40－香坂峠13：20－馬頭観音碑13：35－神津牧場14：10～14：45－駐車場14：50

	神津牧場駐車場には、観光客の乗用車が沢山停まっていて、今まで自粛ムードで我慢していた人たちが解き放されたかのように、伸び伸びと緑の空気を吸っている。 実に明るく清々しい光景だった。 物見岩方面には駐車場の一番奥まったところにある登山口、階段から始まる。
	すると目敏いKさんがササバギンランを見つけた。 一つ見つけると、次々に見つかるのはいつも思うことだが不思議でならない。 キンランは無い様だった。
	オククルマムグラ
	約40分かけて林道上に出た。ここはこの舗装道路を横切って真っすぐ上を目指す。
	稜線に登り上げて、物見岩方面へ左折。 サワフタギの蕾が愛らしい。 物見岩の更に先50ｍのところに岩峰が有る。 両手両足を使って登るが、足だけでもユックリ登れば登ることが出来る。 展望開豁、群馬県側の荒船山が特に目を引く。長野県側は八ヶ岳連峰が目の前に広がるが、それ以上先はモヤに霞めていた。
	物見岩からは群馬県と長野県の県境上を北上、電波塔にも自由に入ることが出来る展望台が有るが、ここはパスして物見山に向かう。 牧場の脇にはレンゲツツジが見ごろだった。 物見山山頂からは群馬県側が展望で来たが、以前より樹木が育った為視界が狭くなっていた。 山頂でユックリ昼食を取って香坂峠に向かった。
	物見山から下って林道に出ると県境の標識が有る。ここも林道を横切って進む。 香坂峠方面への指導標は無いが、踏み跡が有るのでそれとわかる。
	峠への途中、ツクバキンモンソウが一株だけ咲いていた。
	香坂峠に到着。 峠という感覚の薄い感じの峠である。 周囲を樹林に囲まれた静かな峠である。 此処を指導標に従って鋭角に右に折れ、神津牧場へと向かった。
	峠と牧場の中間辺りに「馬頭観世音」と「千手観音」の石仏が有る。 路傍に千手観音様が有ること自体とても珍しかった。
	馬頭観音の先は大雨で登山道は崩落しており、上流側に赤テープがあり、それを頼りに迂回して元の登山道に合流した。
	クリンユキフデ。 名前が面白い。
	牧場に近づくと登山道も広くなって新緑が気持ちよい。
	ヤブデマリ
	ヤブデマリに気を取られて、カンボクが有ったのに写真を撮るのを忘れてしまった。残念。
	神津牧場に到着。 家族連れがとても多くいた。皆さん動物に触れあったりしていて、特に小さなお子さんは嬉しそうに飛び回っていたのが印象的だった。自粛から解放された気持ちが素直に現わされていて嬉しい気持ちになった。 私はお決まりの美味しいソフトクリームを頂いて今日の最後を締めくくった。