毛無岩(西上州)

期  日 2020年8月15日(土)
参加者 CL椛澤 他3名
タイム  登山口P7:15-造林小屋8:15-相沢越9:35-毛無岩10:00~10:40-東コル11:25-山神宮14:35-登山口P14:45

今日から3日間は裏剱へ行く予定だったが、大キレット越で体調不良に悩まされたので、思い切って中止にした。でも、一日ぐらいは歩かないとと思い、メンバーからの希望も有ったので西上州の「毛無岩」に登る事にした。
前回は1999年12月18日なので20年ぶりの山だ。
当時は若かったので、何の迷いも無く登って、降りて来られたが、今回登って分かったことは「昔と違う!」と言うことを幾度となく思い知らされた、反省の登山だった。
駐車スペースには3台くらいは停められるスペースがあった。
今日は我々だけのようだ。
前橋山遊会の案内板が設置されていたので間違いは無いようだ。
踏み跡も続いていた。
しかししばらく行くと道場川に有ると思われた踏み跡は大雨のために流されていて、わずかに残る赤テープが唯一の目印の心細い道先案内人となった。
赤テープは次々に有るわけでは無いので、ルートファインディングしながら、結果的にテープが現れる事の繰り返しとなった。
時折は黄色の→が岩に書いて有ったりもしたが、数は少ない。
心細い虎ロープも有れば安心である。
名も無い滝に心を癒された。
踏み跡が崩れている箇所は特に慎重さを要求される。
5m先には踏み跡が見えるが、手前は全体に崩落していて、一歩一歩確実に進む。
イワギボウシ?
渡渉も数回繰り返す。
川の荒れようは甚だしく土砂が堆積して居たり、根本が現れて根っ子がむき出しになったりしていた。
山遊会のプレートが、我々の歩いている場所が間違いないことを教えてくれる。
造林小屋だろうか?
相沢越が近いと思うが、中々到着しない。
ようやく相沢越に到着。
看板は熊に食いちぎられていて、板の切れ端が下にコロがっれいた。
少し行くとこの看板があったが、毛無岩の下部を通るエスケープルートへの踏み跡は確認できなかった。
手前のピークから毛無岩を望む。
カンカン照りなので、山頂の手前の木陰で休んでから山頂に立った。
ナイフリッジと呼ばれる個所は、何の問題も無く簡単に通過できるが、これから始まる下山ルートには怖い箇所が沢山待っていた。
毛無岩山頂で喜ぶメンバー((+_+))
ノコンギク
ミヤマママコナ
下山開始後はそのまま岩稜帯を進むが、途中に巻き道の様な踏み跡がたくさん見られ、登山者が迷っている様子が伺われる。
私も真っすぐ稜線を言ったら行き止まりで、少し戻ると右下に赤テープが有った。
その後降りは神経を使った。
東コルから鋭角に戻る感じで降るが、相沢越へのルートは見いだせなかった。
実はそのルートを歩いて、あわよくばメノウの原石を拾いたかったのだが、諦めて尾根ルートを降ることにした。
岩場とそうでないところが交互に現れた。
初心者や岩場の苦手なメンバーがいる場合はロープで確保した方が良いと思われる個所がいくつかあった。
展望岩は木々が生い茂っていて展望が利かない様なのでスルーした。
危険個所の下りが終わって、清流の流れる沢床に着いてようやくホッとした。
水辺のほとりにはイワタバコがお疲れ様!と待っていた。
最後に河原を渡り、登り上げたところが山神宮様のある赤鳥居だった。
我々は沢コースを登ったので、未確認だったが尾根コースを登るのはこの赤鳥居を潜って、奥の社務所の左側の脇を抜けて裏側に出れば、上の写真の河原に出る。この河原を横断すると登山道がある。
鳥居から駐車場まで、暑い中汗を拭きながら戻った。
結局我々だけだった様子。

毛無岩山頂からの展望
 
右へスクロールして見て下さいねー。

inserted by FC2 system