秩父34観音巡礼-2

期  日 2020年11月29日(日)
参加者 椛澤他5名
時  間
順  序 第11番 南石山 常楽寺   8:05
      第12番 仏道山 野坂寺   8:20
      第16番 無量山 西光寺   9:25
      第13番 旗下山 慈眼寺  10:10
      第14番 長岳山 今宮坊  10:45
      第15番 母巣山 少林寺  11:20
      第17番 実正山 定林寺  12:55
      第18番 白道山 神門寺  13:25
      第19番 飛渕山 龍石寺  14:00
      第20番 法王山 岩之上堂 14:30
      第21番 要光山 観音寺  14:55

秩父第11番常楽寺をマウスでダブルクリックして、文章を入力してください。)
   国道299号線脇の駐車場から右の車道を行く。
境内からは秩父市内を眼下に展望できる。
両神山も独特のギザギザが頭を出していた。
現在の本堂は明治13年に再建されたそうだが、手入れが良いのか新しく感じた。
御本尊の観音様?
11面漢音で�は無さそうだ。お前立だろうか?
  秩父第12番野坂寺 
野坂寺の御本尊は聖観音菩薩、珍しい杉の一木造りの等身大だと言う。
秘仏で拝する事は出来ない。
立派な山門が迎える。
山門の中央に三面の預かり観音様がおわします。左側は煩いや悩み、中央は病気や痛み
右側は腹立ちや怒りそれぞれを預かってくれるそうです。
裏側にもおわしました。
右には、怪力だった牛の像が迫力満点
牛の謂われ書き。
山門を潜り抜けると本堂、般若心経を唱えます。
  秩父第16番西光寺

12番から16番に移動した。
四国88ヶ所の本尊を並べた回廊堂を巡れば四国88ヶ所のと同じ功徳が有ると言う。
門前には菊花やお花が咲いていて冬とは思えない雰囲気が丁度良かった。
  秩父第13番慈眼寺
  歴史を感じさせる本堂は姿かたちが堂々としていて威厳を感じる。
経堂には一切経を納めた六角形の輪蔵があり、回すと一切経の功徳にあずかれる。。
山門から見ても鬱蒼感は無く、すっきりしている。
眼病に効くらしく、目薬の樹や薬を販売していた。
   秩父第14番今宮坊

市街地を歩くのは楽だが、目的地に向かうのは地図が無いとお手上げ、と言う処だが、よく見ると辻々に案内の指導標が有ったので、助かった。
今宮坊、観音堂には弘法大師作と伝えられる聖観音菩薩像が本尊として伝わっている。
秘仏なのか、拝見は出来ない。
  秩父第15番少林寺
本堂は白漆喰で明治の大火を教訓に耐火構造で再建されたそうだ。
石段の脇には秩父事件で殉職された警官の墓が有った。
貧農に育った私は「秩父事件」がまだ秩父騒動とか暴徒としてしか扱われなかったものが、時代の流れで、事件として公認された事に大変な喜びを覚えるものである。
秩父事件概説

興味ある方は
平凡社ライブラリー、井出孫六著「峠の廃道」
中公新書、井上幸治著「秩父事件」
社会思想社、井出孫六著「秩父昆民党群像」
等が有ります。
   秩父第17番定林寺
定林寺観音堂は吹きさらしの中に建ち、良く風雪に耐え、歴史の重みを伝えている立派なお堂である。かつては秩父札所の第一番だったらしい。

梵鐘は秩父三名鍾の一つで、とても音色が良いらしい。
また、西国、坂東、秩父の百観音の本尊と御詠歌が彫りこまれている。
写真撮影禁止とは謳ってないので撮らして頂いたが、ご本尊は正面の厨子の中に居るらしい。
   秩父第18番神門寺(ごうどじ)
今思うことは、我々は幸いにして秩父観音巡礼の旅をしている、コロナ禍での外出は自粛気味なのが、人だかりも無く、三密やソーシャルディスタンスをそれほど意識する事も無く活動できることだ。
納札に願い事を記入する欄があり、なるべく自己本位ではないことを書くように心掛けてはいるが、この幸せを観音様に感謝したい。
ご本尊の聖観世音菩薩を拝することが出来た。蓮の花一輪を両手で持つ姿は珍しいことらしい。
また、本尊の裏側に回廊があり、自由に回ることが出来る。
丁度観音様の裏側には観音様と繋がるお手綱が下がっているので、その綱を手に取れば観音様とご縁が結ばれるという。
私は思わずしっかりと握ってしまった。
   秩父第19番龍石寺
左奥の堂は三途婆堂、正面が本堂で、手前に有る石仏は身代わり地蔵尊
脱衣婆像の下に赤ちゃんのお人形が居る。
この意味が分からない。
龍石寺由緒書き
   秩父第20番岩之上堂
明治初期は荒川を船で渡ってこの岸に着け階段を上がってお参りしたそうな。
河岸段丘で知られた秩父ならではのお話し。
駐車場から下って行くと本堂は有った。
秩父札所中最古の本堂。
歴史を感じる内部だった。
   秩父第21番観音寺
今日はここで11か所目
時間は15:00時順調に回ることが出来た。
もう1~2か所は回れそうだが、疲れたのでこれでお終い。
程々が丁度良い。
開山開基は行基菩薩、日本武尊、平将門、等諸説あり。
この地には将門伝説が多いようだ。正月に登る予定の城峯山の麓にも伝説があり楽しみ~。 
 v(*^_^*)v
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