県境踏破シリーズ21

ブドウ峠ー赤火岳ー弥次平ー栗生

期  日 2007年11月3日(土)
参加者 CL椛澤、他3名

コースタイム
     ブドウ峠8:30−1598.5m8:50−1654m9:35−1671m10:45−赤火岳1821.8m12:55
     −1757m14:00−1970m16:00−弥次平1791m16:40−林道16:50ー栗生16:15

一年ぶりの県境踏破シリーズの再会、今回は長野国境のブドウ峠から南下して赤火岳を越え1791mの弥次平へ、そこから林道へ下って栗生の集落へのコース。

ブドウ峠にはお地蔵様が立派な屋根の中に収まっていた。無事を祈願して、直ぐ後ろの道を登る。
いきなりの急登である。
薮は深いが、踏み跡もしっかり付いているので歩きやすく、1598.5mには難なく到着。
四等三角点があった。
確かに踏み跡はしっかりしていたが、秋の台風の影響なのか、倒木が多いのには閉口した。
道を塞がれているので乗り越えるか潜るか、迂回しなければならないので、その度に体力を使い、疲れるのだ。
左のような比較的浅い笹薮は快適に歩ける。
赤火岳に近づくにつれて、稜線からは外れている御座山がクッきりと見えてきた。
此処の辺りは紅葉もまだ盛のようだ。
赤火だけの三等三角点
オリジナルプレートを下げた。
赤火岳より南側は道なき道、ひどい薮になっていた。2mを越えるササには全く苦労させられた。
人跡未踏と言っていいくらい人の気配は感じられなかった。
1757mピークを過ぎるとシラビソの森となり薮からは開放された。此処からはダラダラの登りとなる。
県境から御座山への分岐点付近に写真のプレートが有った。
1970年5月3日
弥次平
明大W.V 3班 春季班別
までしっかり読めた。
37年前のものである。
良く朽ちずに残っていたものだ。
但し、現在昭文社「山と高原地図」の場所ではないので、注意は必要である。
御座山分岐の先1970m地点、なだらかなピークが境界の左折地点であるが、此処は慎重に方向を定めた。顕著な尾根でないことは、一つ間違うととんでもない方向へ行ってしまうことに成るからだ。

幸い左折はうまく行った。この地点はコメツガの原生林で、やはり下草も無いほど歩きやすかった。1970m地点から300mほど降ったところに三本の巨木がある地点に来た。
「三本ツガ」と勝手に命名した。余りにも大きいので写真に収まらない。
1791m地点に昨年テープで目印をつけて置いたのが約にたって林道への最短距離を通って清水の湧く林道終点へ到着できた。16:50日没して暗くなるギリギリの時間であった。

このあと、ヘッドランプを灯して栗生に停めてある車に戻ることが出来た。
ここ、南相木村の滝見の湯で夕食と温泉に入って、明日のために三国峠へ向かって今日の予定は無事完了した。

お気付きかと思うが、今回は時間がかかった。これは一名体調不良を訴えたので、かなりユックリ歩いた為である。
通常であれば3時間は短縮出来たのでは無いだろうか。このHPを参考にされる方は、この点注意して欲しい。


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