峠シリーズNo.14 風戸峠
期 日 2013年4月20日(土)
参加者 CL椛澤 他6名
コースタイム;恵宝沢8:40−風戸峠10:50−石尊山11:10−風戸峠11:35−戸谷山12:05〜12:50−恵宝沢14:30
前回の峠シリーズ13は秋間の堀ノ内から三軒茶屋まで歩いた。 今日はその延長で恵宝沢の二軒茶屋から風戸峠向かう。 恵宝沢の東に車を停めても良さそうな感じの場所が有ったので、ちょっとの間停めさせて頂く事に。 |
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歩き始めると早速春のお花がお目見えした。 これはトウダイグサ |
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一応恵宝沢の道しるべ迄行ってから峠のスタートを切る。 前回シリーズ13、3月20日は此処まで来て引き返したのだった。 ここの道しるべは群馬県で一番古い貴重な阿弥陀様の石塔。詳細は3月20日をご覧ください。 |
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二軒茶屋方面、県道122号線を行く。 | |
色白のカキドオシ 二軒茶屋には昔、二軒の茶屋兼旅籠が有ったそうだ。この峠道は榛名神社と妙義神社を結ぶ参詣道だったようで、往時の賑わいは相当だったそうだ。 近年では、養蚕が盛んだった30年以上前まで、倉淵の人達が養蚕の手伝いの為この道を列をなして通ったそうだ。 今では面影を偲ぶことさえ難しい静かな村の佇まいである。 |
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オオアラセイトウ(別名ショカッサイ、ハナダイコン)が土手いっぱいに咲いていてきれい。 | |
坂を登りあげて左カーブになったところから122号と分かれて右の旧道らしい道に入った。 すると直ぐに地蔵堂が公民館の脇に建っていた。 |
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地蔵堂の脇に古そうな石碑石仏があった。年代は読めない。 | |
地蔵堂を更に行くと馬頭観音らしき石仏。文政10年作 こういうのを見ると昔は人の往来が盛んだったと云う事がうなづける。 |
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一旦122号線に合流してからまた県道を離れるように右の道を行く。 地形図を見るとこちらの方が近道と云うか旧道らしいので。 |
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銀杏の花みたい? | |
滝入り集落の先の山肌が新緑に染まって素晴らしい。 | |
私の植物図鑑には載っておらん。? | |
昭和15年と、比較的新しい滝入りの道祖神 | |
集落を抜けると新幹線のガードを潜る。 | |
チゴユリが咲いていた。 | |
旧道も今では歩く人も皆無。道は荒れていた。 | |
車道に出たら妙義山がきれいに見えた。 | |
舗装道路に出たら道を勘違いして逆の方向へ歩いて行ってしまったが、直ぐに気付いて戻った。 矢張り地図読みは必要なり。 この先で県道122号線と合流する。 |
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キランソウ | |
風戸峠に到着。 | |
オリジナルプレート。 | |
峠にはマルバスミレが沢山咲いていた。 | |
車道から戸谷山方面、西の土手を登ったところに古い導標が建っていて、此処が風戸峠だと云う事が解る。 | |
風戸峠から、石尊山に立ち寄った。群馬100名山に名を連ねているので、せっかくだし、時間的余裕もある。 以前一度来ているが、全く記憶が無いので、この展望に満足した。 |
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石尊山の山頂に咲いていたアケボノスミレ。 | |
風戸峠に戻って。 | |
峠を横切って戸谷山に向かう。 | |
クロモジの花。 | |
クサボケもきれいに咲く。 | |
倉渕や榛名山方面が見渡せる。 | |
TV中継塔の建っている山頂の脇でランチタイム。 思っていたほど寒くも無く、ユックリ出来てよかった。 |
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昼食の後は関東ふれあいの道を通って恵宝沢に下る。 | |
ウグイスカグラは今が見ごろだった。 | |
関東ふれあいの道は階段状に道が整備されている。 整備された道を歩きいつも思う事、それは何でこんなに歩きにくい歩幅の合わない道を、高いお金、税金を使って作るんだ!と云う事。 |
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道の真ん中にジュウニヒトエが沢山咲いていた。 | |
ツクバネウツギ | |
シロバナニシキゴロモもジュウニヒトエと混ざって沢山咲いていた。 | |
うっとりするほど優しい新緑の林。 | |
ヤマブキも盛んに咲いている。 | |
キケマンも咲き立てで美しい。 | |
ヒトリシズカは一人では寂しいと見えて、比較的群落になる。 | |
般若沢の人家まで降りて来た。 | |
庚申塔に双体道祖神 万延元年と刻まれていた。 | |
恵宝沢のバス停に到着。 無事一周出来た。 歴史の道、新緑と春のお花、満足の一日だった。 |