日本中央分水嶺シリーズ 三平峠ーオモジロ山ー檜高山

期  日  2015年4月29日(日)
参加者  CL椛澤 生方(呈) 田中(精)

コースタイム;大清水5:30−一ノ瀬6:40−三平峠8:15−オモジロ山9:20−1797m手前ピーク10:00〜10:40−1797m10:55−檜高山12:10−長蔵小屋13:30−三平峠14:30−一ノ瀬15:25−大清水16:45 

大清水までは雪も無く乾いていたが、木々の芽吹きにはまだ早い様だった。
今日は、待ちに待った日本中央分水嶺踏破シリーズの再開。
気持ちも晴れやかで有る。
先ずは大清水から一ノ瀬を通って三平峠に向かう。
数百メートル歩くと、そこはもう雪の世界だった。
アイゼンは付けず、つぼ足歩行。
雪が締まっているので踏み抜く心配は無かった。
一ノ瀬休憩所はこんな感じ。
橋を渡ったところから、夏道は左折して登山道になる。
この時期は踏み跡もあるので分かりやすい。
しばらく冬路沢左岸を行き、橋を渡って右岸に行く。
あちこちにスノーブリッジが有るので紛らわしいが、赤布が要所に有るので、注意して歩けば迷う事はない。
真新しい赤布
長蔵小屋が小屋開きをしたので、そちらの人が付けたのでしょうか?。
急斜面を登ってなだらかな地形になってからは、この赤布が頼りの道となる。
三平峠到着。
此処から我々は、踏み跡の全く無い分水嶺歩きとなる。

2013年11月2日にはこの峠から西方の鳩待峠へ歩いた。
峠を右折してオモジロ山へ向かう。
高見を目指して歩くだけ。雪は期待通り締まっていて歩き易かった。
振り返れば東北以北での最高峰、百名山でもある燧ケ岳が大きく聳えていた。
夏でも人の入らない別天地。
檜高山が直ぐそこに見えるが、ぐるっと回らないとあそこには行けない。
オモジロ山は分水嶺から外れているが、名前が面白いので立ち寄った。
1884.7mも分水嶺からは少し外れているし、三角点は雪の下なので確認することなく手前を左折した。
ここはすこぶる展望が良い。
物見山ー燕巣山の県境稜線と四郎岳が一列横隊に並び、その奥には日光白根山などの日光連山が見える。
途中展望をおかずにランチタイム。
雪に砂糖をまぶしてかき氷の出来あがり。
(●^o^●)
何処の雪もこの通り締まっていて沈みこまない。
1797mピークの手前に人工物発見。
材木を搬出したワイヤロープの設備みたい。
本日最後の登りを登り終えると檜高山山頂。
どなたかが付けた山頂標識。
山頂からは少し北上して分水嶺は終わり。
沼畔へまっしぐらに下った。
長蔵小屋はまだひっそりしていた。
沼のヘリを歩くと燧ケ岳が美しい。
三平峠を過ぎ、朝来た道を下ったが、この様な感じなので一つ間違えば、道迷いの遭難騒ぎとなる。
夏道は雪の下に埋まっていて全く分からないのだ。
頼りになるのは地形図にコンパス。プラスGPS。
予定より早めに大清水へ帰着した。
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