荒山・櫃石(ひついし)
期 日 2023年1月29日(日)
参加者 単独行
タイム 三夜沢赤城神社P7:40ー櫃石分岐8:30ー櫃石&三角点8:50~9:00ー林道合流点9:00ー赤城温泉分岐9:30ー棚上十字路方向分岐10:35ー
休憩舎11:30~12:15ー棚上十字路方向分岐13:00ー赤城温泉分岐13:40ー櫃石合流点13:45ー櫃石分岐14:00ー赤城神社P14:50
昨日はバードウォッチングに参加したので、今日の山行予定を入れないでおいたが、昨夜になってから思い付いて櫃石を観に行く事にした。 予め地形図は準備してあったので、櫃石だけでは軽いので荒山まで登る事とした。 地形図を見て思ったことは、赤城神社から荒山まで、殆ど真っすぐに登山道は通っている事だった。登山道でこれだけ一直線に山頂へ続く標高差約1000mの道は他に記憶がない。 赤城神社(ウィキペディアより抜粋) ・関東地方を中心に全国に約300社ある赤城神社の本宮と推測されるうちの一つ。 ・祭神は豊城入彦命(とよきいりひこのみこと) 大巳貴命(おおなむちのみこと) ・当社から約1.3㎞登った地には「櫃石」と呼ばれる磐座を中心とした祭祀跡が残っており、古代祭祀の様子がうかがわれる。 |
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由緒ある赤城神社の鳥居をくぐり、本殿で山行の無事を祈願して、本殿横にある案内標識に従って僅かに見える踏み跡を辿って歩き始める。 | |
最初はこんな感じだが、構わず案内通りに行く。 朝日が眩しかった。 |
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林道っぽい道は荒れていて、落ち葉の下に石ころが有ったりしてとっても歩きづらく疲れる。 が、分岐には案内標識が有って解り易かった。 |
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約50分歩いて地形図に有る左折の道へ。 直進の道は篠ヤブだった。 |
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直ぐに着くかと思ったが、約20分かかって到着。 | |
櫃石(ひついし)は、赤城山荒山の中腹にある小峰の頂上(標高877.9メートル)に位置する古墳時代中期(5世紀後半から6世紀前半)の祭祀遺跡です。長径4.7メートル・短径2.7メートル・高さ2.8メートルほどの巨石を中心として周囲にも径1から2メートルほどの自然石が見られます。巨石の周辺からは滑石製模造品や手捏ね土器などの祭祀遺物が採集されています。 (前橋市HP・文化財を訪ねてより引用) |
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櫃石の先、北方へキョロキョロしながら歩いて行くと、三等三角点が有った。 櫃石と三角点は別物なので興味を抱く人は少ないのか?ヤブに埋もれそうになっていた。 地形図ではここから先は道は無いようだ。 でもこのまま北上すれば登山道と合流するようなので、コンパスで方向を決めて歩いた。 |
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赤城温泉への分岐。 関東ふれあいの道だったのかー? |
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更に行くと棚上十字路と荒山方面への分岐。 荒山方面に向かう。 指導標に「登山道緊急ポイント・荒山高原10」のプリントが張り付けられていた。 ここからは積雪があり、登山道を見失いがち。 沢筋には最中雪が積もっていて体力を消耗するので、左側の斜面に登り上げたが、そこはそこでツツジのヤブで歩きにくかった。 |
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氷点下の気温なのに汗をかいてしまった。 休憩舎でユックリ休み、昼食を食べたりしたら、この先に行く気持ちが無くなり下山することにした。 |
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休憩舎の所の指導標 荒山山頂 軽井沢峠・大道 棚上十字路・荒山高原 それぞれに向いていた。 こちらは関東ふれあいの道の道標 |
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この標識も上の場所にあり、概ね同じ案内書きだった。 こちらは群馬県の道標。 |
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下山は地形図上の登山道を忠実のトレースして下った。 とはいっても道は雪の下で見えない。 |
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朝確認した道標。 林道は無くなって獣道っぽい細道を降る。 櫃石を北側から東の道に交差する場所を確認したかったが、それらしい道は無かった。 |
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朝ここを左折した地点。 この後は踏み跡もしっかりしているのでよそ見しながら下ったが、目新しいことは発見出来ず赤城神社の駐車場に戻った。 朝は一台しか停まっていなかったが、15時近くなのに車が沢山停まっていた。 パワースポット狙いか? ポリ容器に水を汲む人も散見された。 積雪が有ったせいか、それなりに疲れた山行だった。 |