玉原高原スノーシュー

期  日  2023年2月5日(日)
参加者   53名
ガイド様  5名
ルート
   玉原高原スキーパークー~尼ヶ禿山(往復)

今日は群馬県連教育部主催、スノーシュー講習会。
講習会場の「たんばらスキーパーク」には県連傘下の各クラブから雪山初心者?のメンバーが沢山集まった。主催者発表53名
今日の講師はみなかみ町ガイド協会の
中島 正二氏
松原 美成子氏
片野 直子氏
近藤 宏敏
横坂・C・晃氏
それぞれNHKの山番組で名ガイドを努めたそうそうたる人達であった。
スノーシューを履いたメンバー、ガイドをつとめて頂く中島さん(青い矢印)の挨拶をいただき出発。
我らが第一班が先頭で行く。
ガイドさんは「横坂クリスチアーノ晃」さん。ちょっとスペルが違ったかな?

広場の向こうの稜線、鉄塔と鉄塔の間に見える山が、今日の目標「尼ヶ禿山1.466m」
このまま真っすぐに行けば近そうだが、これから右方向へ迂回して右の鉄塔目指して登る。
林床のブッシュは雪の下に隠れ、ブナやミズナラ等の混交林は、純白の雪の上に太陽の影を落していた。
その縞模様の美しさはこの時にしか見れない光景であった。
センターハウスまでくると、風花を飛ばしてきた雪雲も過ぎ去り上州武尊山が、雪を被る名山の姿を現わした。
ガイドさんを先頭に一列になってラッセル!
私は後尾の方で踏み跡を拾いながら歩く。
遠くから尼ヶ禿山に霧氷の有るのが見えたが、気温の上昇で落てしまうのが心配だったが、間に合って良かった~~ v(#^.^#)v
太陽に照らされて眩しいほどの素晴らしさ。
尼ヶ禿山山頂到着。
上州武尊山をバックに記念写真をパチリ。
下山途中、野ブドウのツルが丁度ブランコ状に成っていたので、遊び心旺盛のTさんが早速ブラン、ブランと楽しそう。
見ている私はツルが切れはしないかと心配で見守った。
今日は、冬枯れの植物の事を沢山教えて頂いた。トチノキ、オオカメノキ、ホオノキ、リョウブ、サワグルミ、アスナロ等々。その特徴を説明して頂いた。また、山歩きを初めて20数ねんになるが、地衣類のお話しを聞けたのはk今回参加した甲斐が有のある、最大の歓びであった。
その名は「ブナノモツレサネゴケ」ブナの樹の木肌がまだら模様に成っているのが地衣類でブナノモツレサネゴケもその一つだと言う。

地衣類とは「菌類と藻類(主にシアノバクテリア)共生関係を結んで出来た複合体」・・・何だか難しい。
シアノバクテリアは35億年前に酸素を作ったバクテリア!調べて分かった事の本の一部分。
この歳では手に負えない代物であることだけは確かだった。

サワグルミの冬芽;芽を指で触るととってもなめらかだった。表面は微細な毛で覆われていた、感触は鳥の羽を触った様な滑らかさだった。サワグルミは大きな樹しか見て居なかったので、まさか手元に有るとは驚きだった。
県連教育部長兼MHC会長岩崎さんの締めの挨拶。(左の黄色いキャップ)
今日お世話になったガイドさんの最後の挨拶をもって解散となった。
ガイドの皆様大変有難うございました。

追伸;片野直子さんが3月、午後6:30ホッと群馬に出演予定。日時未定。
    富岡アルプスを紹介するそうです。

尼ヶ禿山、山頂からのパノラマ写真ですので、スクロールバーを右に動かして下さいね~(*^_^*)

   

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