北穂高岳3106m(北アルプス)

期  日 2023年5月2日(火)~4日(木)

参加者 椛澤 他1名

タイム  2日(火)沢渡7:25ー上高地BT8:00ー明神9:05ー徳沢10:05ー横尾11:05~11:30ー本谷橋12:30ー涸沢小屋15:30(泊)
      
      3日(水)涸沢小屋7:05ー北穂高岳10:05ー北穂高小屋10:10(泊)
      
      4日(木)北穂高小屋6:25ー涸沢小屋8:25~9:00ー本谷橋10:15~10:30ー横尾11:40~12:15ー徳沢13:20ー明神14:40
        ー上高地BT15:20~15:35ー沢渡16:15

5月2日
沢渡バスターミナルの駐車場は既に満車状態。
一番遠い駐車場に辛うじて停めることが出来た。
上高地バスターミナル到着。
河童橋の下を流れる梓川の清流の美しさ!
前穂に雪が無い!
明神明神岳も雪が無かった。
徳沢園前には登山者が休んでいた。
徳沢の先で、登山道は梓川を渡って右岸に導かれた。
順調に歩いて横尾到着
中休止
槍ヶ岳方面を右に見送って我々は橋を渡って横尾谷へと入って行く。
本谷橋にはまだ吊橋は架かっていなかった。
冬季は外しておく様だった。
例年の如く本谷橋からは雪の世界。
涸沢ヒュッテの屋根だけ見えてきた。
涸沢ヒュッテの横を通り過ぎて、我等は涸沢小屋に向かう。
最後の力を振り絞って登る。
涸沢小屋到着。
夕食は厚い豚肉がメインで、お茶屋みそ汁もとっても美味しく頂いた。
天気が良過ぎて夕焼雲は見れなかった。
前穂北尾根に月が登って、月明かりが昼の様だった。
5月3日
早朝に起き出して朝日の写真を撮ろうと外に出た。
すると、屏風の頭の上に、環天頂アークとサンピラーの現象が現れた。
ズームを引くと左側に幻日も出ていた。
何て運の良い事だろう。
涸沢から白出しのコル目掛けて登る人が点になって見えた。
朝食を頂いて出発。
北穂高岳を目指して、いざ!出発!
何と言う素晴らしい天気なんだ!
振り返ると涸沢ヒュッテとテントが点のように、前穂北尾根は厳しい姿を見せ付ける。
右下に人が点と成ってアタックしていた。
山頂は見えているが、疲れた~。
北穂高岳山頂到着。
何か?雪が少ないなー?
チョット分かりにくいが、これは北穂高小屋へと続く雪の階段。
これが無いと目の前に見える小屋にたどり着くことは出来ない。
11:00チェックインと言う事で外で待っていると呼んで頂ける手はずだそうだ。
小屋前のテラスから見える槍ヶ岳、空の雲が清々しかった。
チェックイン後にまた北穂山頂へ階段を登る。
山頂には色々な人が居た。
その中で一人、画面の中央の点にしか見えないオレンジ色のテント、それを設営したという人が居た、矢印も小さくて見ずらいが。
山は奥穂に前穂。
夕食を美味しく頂いた。
食後の夕焼けが楽しみ。
でも中々真っ赤な夕焼けとは成らない。
今日はここ迄。
5月4日、いよいよ今日は下山する日。
朝食前にモルゲンロートの写真が撮りたい。
小屋前から常念岳の上に上がる朝日
山頂に行って見る。
皆さん熱心に撮影。
良い写真が撮れて満足~~~v(*^_^*)v
朝食を頂き、下山準備完了。
山頂には親切な方がいてシャッターを押していただいた。
未だ気温がそんなに上がらないので、アイゼンの効きが良い。
でも急斜面なので、一歩一歩確実に下る。
下山する人と、登って来る人が交差しながら、蟻の行列如くに並んでいる。
だいぶ降ってきて振り返ると長蛇の列。
この写真では見えないが、奥穂高山荘に向けて登山者が蟻の行列。
数を数えると約100人ほど見えた。
ザイテングラードの右側を登って居る様だ。
涸沢小屋到着。
名物のソフトクリーム、濃厚な味で美味しい。
涸沢テント村は相変わらずカラフルなテントが並んでいた。
横尾へ降る道はすっかり踏み跡が出来ていて歩き易い。
全体に雪は少ないが、橋は架けられない。雪崩などのデブリが積み重なっていて、左岸の橋げたが見えないからだろうか?
右岸に露出していた本谷橋から外されたワイヤーロープ。
本谷橋を過ぎるとアイゼンは要らない。
イワナシが可愛い花を咲かせていた。
我が会のTさんが好きだというエンレイソウ
ヒメイチゲ
横尾到着。
早速ラーメンを頼んだ。
う~ん美味しい~~。
徳沢
徳沢には桜が少しだけ咲き始めていた。
上高地名物ニリンソウの群落はあちこちに有った。
コミヤマカタバミ
ニリンソウの恥じらいか、薄っすらと紅色。
河童橋は沢山の観光客で大賑わい。
広い広場も埋め尽くすような人出だった。
上高地バスターミナルに着くと、長~い行列が有った。
何か特別の売り出しでも有るのかな?と、呑気にしていたら、どうやら沢渡行きのバスに乗る為の行列だと言う事が分かり、慌てて最後尾に並んだ。
バスは次々に発車するので、10分と待たずに乗車することが出来た。
沢渡でマイカーに乗り換え、こちら方面に来た時には利用する「竜島温泉せせらぎの湯」に入って、3日間の汗を流した。
成分が変ったのかは分らないが、以前より更に温泉が濃くなってつるつる肌になるアルカリ性の温泉だった。
またソーシャルディスタンスを確保するために入口の玄関で人数の入場制限を行っていた。
お陰様でゆったりと温泉でくつろぐ事が出来た。
帰着予定より1時間ほど早く帰ることができて良かった。
                             終わり。
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