万座山1994.5
期 日 2023年5月10日(日)
参加者CL椛澤他3名
タイム万座峠6:15ー1980mピーク7:32ー万座山9:05ー車道10:25ー万座峠10:55
本日当初の計画は、万座峠~山田峠~渋峠んも県境を歩く事、だった。 しかし、万座山の東側はネマガリダケの密藪に行く手を阻まれ、止む無く撤退することに成った顛末である。 拠ってここ、渋峠に車をデポして、万座峠へ一台で向かう。 |
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万座峠にはお地蔵様と、お人形が3体祀られていた。 今日の無事を祈願するのだった。 |
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付近のダケカンバに峠の標識を付けた。 | |
峠からは、踏み跡らしき形跡は全く見当たらなかったので、藪に向かって突進有るのみ。最初の100m程は左側が切れ落ちた崖のヘリを、足で踏み抜かないように慎重に進んだ。 腰高辺りまでの灌木とチシマザサだが、朝露も無くグングンかき分けて行く。 |
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だが直ぐにチシマザサは目線を越える高さに代わった。 1980m手前には岩峰が鋭く立っていたので、一つの目標として進んだが、傾斜が急になり笹薮の嫌らしさが既に現れた。 行く手を阻むシラビソの枝や灌木が生い茂り、笹とともに行く手を遮るので、思うように進めない。 |
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たった500m進むのに1時間15分も架かってしまった。 | |
さてそこから(1980m)は更にヤブは険悪な様相を呈してきた。 ネマガリダケの出現である。 |
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悪戦苦闘を強いられながらも70歳前後のメンバーは意気揚々と突進した。 すると、スキー場のリフト乗り場が目に入ったので休憩をとった。 ●ここと記入したところ。 |
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藪から解放された別天地! | |
そこから万座山の近くまではスキー場のヘリを行く。 地形図の1994.5の文字に隠れていたが、良く見ると双耳峰になっていた。 三角点のある方向にコンパスを向けて山頂を目指す。 でのたった40m程の距離をネマガリダケが生い茂り、かき分けが容易では無かった。 |
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山頂の三角点も直ぐに見付ける事は出来なかったが、Tairaさんが見付けてくれて良かった。 これだけ露出しているところを見ると、たまにはここを訪れる人はいる様に感じた。 |
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山頂から戻ってきた姿。 | |
この藪に突っ込み約150m位だろうか?身丈を越えるネマガリダケに行く手を阻まれているのを、力で切り分けては進んだものの、ついに力尽きて撤退の判断を下した。 結局1.5kmを3時間かかってしまったのだった。 |
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帰りはスキー場を県道466号に下り万座峠を目指す。 | |
万座峠に停めた車に乗って渋峠に向かう。 峠のお地蔵様に無事帰着を感謝して、 緊張感の抜けた怠い身体に鞭打って、出発。 渋峠で車を回収して帰途に就いた。 |