信越トレイルシリーズ(一回目) 
                
 斑尾山~希望湖①-1~②-17   希望湖②-17~湧井②-25
期 日 2023年6月10日(土)
      チロル前、斑尾山登山口8:00ー斑尾山①-1、9:35ー万坂峠①-8、11:00~11:35ー袴岳①-12、13:30ー柏ヶ峠①-13、14:00ー希望湖②-17、15:00

     6月11日(日)
      希望湖②-17、7:20ー毛無山②-18、8:10ー涌井新池②-20ー湧井②-25、11:20
      
      ※地名の後に付いている番号○-99等は信越トレイル正式のルート番号です。標記では省いていますが、実際には連番となっています。
        また地名の涌井は湧井とも表記されている事も有りますが、同じ場所を指すものと思われます。
        天候の悪化が予想されるため、2日目(11日)は桂池までの予定を湧井までに変更しました。

6月10日
今日はいよいよ信越トレイルの開始日。
斑尾山チロル前登山口から予定通り「かえでの木トレイル」を登り始める。
最初はスキー場の脇に出来た道を行く。
概ねスキー場を歩くと言う事はきつい登りを覚悟しなければ成らない。
ここのスキー場もその例に漏れない。
ガイドに拠れば振り向くと、ペンション街の向こうに飯山盆地や関田山脈が見えるらしい。
この時期だから仕方ないが、いくら標高を上げても見えるのは白い空だけだった。
汗を拭きつつ登り終えると、斑尾山へと続く稜線に到着。
そこはブナの樹が明るく照らす平坦な道が延びていた。
斑尾山到着。登山口から標高約440m登った。
①-1
正しくここが起点。
美しいブナの森。
陽の光が射すらしく、ワラビがぽつりぽつりと生えていた。人の指ほどの太さで、採取したい気持ちに誘惑されるが、
曰く、
1.トレイル内を歩きましょう。
2.ゴミは捨てない。出たゴミは持ち帰りましょう。
3.動植物・魚の採取は禁止です。
以下8番迄有ります。山菜採り禁止なり!!
美しいブナ林の中、標高約480mを下ると県道97号線の万坂峠に到着。
11時、概ね予定通り。林の中は湿っているので県道端で昼食を取る。
この山域全体で見られたコバノフユイチゴ。
関東地方では殆ど見られないので珍しいが、こちらでは普通なのかな?
キンモンガ
袴湿原にはレンゲツツジが咲いていた。
ここからトレイルは袴岳の方向、西へと方向を変えて大きく迂回する。
ここではタニギキョウも群生していて珍しくは無かった。
ヤマボウシは丁度開花したところで、未だ淡い緑が残っていた。
人間で言えば「尻の青い」と言ったところかな?
タニウツギも丁度見頃で、そこかしこに見ることが出来た。
雪国に多いのか?水分が豊富の為か、瑞々しくて素晴らしい。
フデリンドウの花が終わって種が出来た頃。
万坂峠から標高約230mを登り上げて袴岳到着
毎年落ち葉が積もって、三角点も埋まり掛っていた。
信越トレイルの最西端、柏ヶ峠へ向かう。
カンボクかと思ったらヤブデマリだった。
この木もトレイル上に良く咲いていた。
赤池まで戻ってきた。
更に沼の原湿原へ。
コバイケイソウが丁度見頃だった。
今日の目的地、トイレもある希望湖到着。
諸事情があって、希望湖の写真を撮り忘れた。(^^ゞ。。

時間もまだ早いので、明日の目的地「桂池」へ車を置きに行くことに成った。
桂池到着。
希望湖から桂池迄は山脈を迂回するので時間がかかった。
また、桂池にはテントサイトと駐車場が有るのだが、車で走ってぼんやりしていると通り過ぎてしまう。
ようやく見付けられて良かった。
休憩小屋が有ったので小屋の中にテントを張った。
水場が300m程行くと有るようだが、我々は充分の水を持ってきているので心配ない。
女性陣はテント泊
私は車で寝ることに成った。
車の後ろに見える建物がトイレ🚻

6月11日
昨日は予定通り桂池まで行ってテント泊したが、天気予報が雨天なので、わざわざ来た道を引き返し、涌井に一台デポした。希望湖からここ涌井まで歩こうと言う事に決まったのだった。
昨日下山した希望湖の駐車場に戻って、ここから涌井に向かって歩き始める。
プレートNo.②-17
  歩き始めて直ぐの所に公衆トイレは有る。 
雨に濡れた新緑が爽やかな風が頬を撫でる。
緩やかな道をのんびりと歩く。
標高差約160mを登りったところが毛無山
名前からして晴れていれば「展望が良いのか?でも周りは木が生い茂っていて展望は有りそうも無かった。
  今日は涌井まで行くだけなので気持ちは楽だ。
雨は降ってはいるが、小雨程度。
毛無山山頂、記念写真。
涌井新池に着いた。
記念碑が藪に埋もれて建っていたが。
新池とは言っても江戸時代の造ったらしい。その周辺には荒れ果てた畑が打ち捨てられていたのには驚いた。
多分開拓地だったのではないか?、後継者がいないので荒れ放題にしてあるのかな?
涌井新池を過ぎれば涌井は近い
道端にサイハイランが咲いていた。
コマンエングサ(ヒメレンゲ)
今回の信越トレイルはここで終了。
デポしてあった車に乗って希望湖へ向かい、二台に分乗して帰途に就く。
次回には梅雨が明けています様に~~。
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