信越トレイルシリーズ二回目 2023年7月8日(土)~7月9日(日)
③-1涌井~③-20桂池(泊) 桂池③-20~関田峠④-15
8日:涌井8:05ー富倉峠9:00ー北峠ー黒岩山11:30ー桂池12:40
9日;桂池5:30ー仏ヶ峰登山口7:30ー仏ヶ峰8:40ー小沢峠9:20ー鍋倉山11:40~12:20ー黒倉山12:40ー筒方峠13:15ー関田峠13:45
先ず最初に今日の執着地、桂池に一台デポして、この地に来た。 涌井は国道292号線が交差するところ。 少し離れたところに車両を10台停められる場所も有るが、ここにも駐車場があり、幸い一台も止まって居なかったので、ここに駐車させていただいた。 |
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信越トレイルのルートには指導標が整備されているので、大きく道を誤ることは無いと思うが、その為には指導標をしっかり確認する必要がある。 | |
例えばこの写真の矢印は左上に向かえと有るが実際には右上であった。 しっかり下草が刈られているので道なりに行けば問題ない。 |
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殺風景なルートに、唯一シモツケソウが彩を添えて良かった。 | |
エゾアジサイ | |
オカトラノオ | |
下草は生えているが道はしっかり付いている。 | |
ピンクのエゾアジサイ。 | |
ウツボグサ | |
富倉峠到着。 | |
上の看板の拡大 | |
こちらも拡大した。 | |
富倉峠指導標 | |
大将陣は見落としたか!? | |
ソブの池畔にあった紅い鳥居。 | |
石祠 | |
桂池迄2,3km。 先が見えてきた。 |
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ツルアリドオシの可愛らしいお花。(一両とも言われている) | |
黒岩山?付近の休憩小屋。 | |
クルマバハグマ、まだ花は蕾だった。 | |
その後は歩き易い登山道が続いた。 | |
時にはブナの小径もあった。 | |
登山道から車道に出たところに太郎清水の水場が有り、清らかな清水が湧いていた。 | |
桂池到着。 今日の歩きはここ迄。 |
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デポしてあった車に乗って出発点の涌井に戻り、二台であすのゴールである関田峠へ。 一台デポしてまた桂池に戻った。 |
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桂池のテン場。 私は1人用のてんと、三人のメンバーは休憩舎の中にテントを張ってねぐらを確保。 夕食の準備をした。 |
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時間に余裕が有ったので池の周りを散歩。 | |
テン場横に駐車場も有るが、池の横の駐車場に車を停めた。 |
9日(2日目) 昨夜は凄い音をたてて雨が降った。 でも私のゴアテックステントはビクともしないで濡れることも無く快適だった。 休憩舎も雨水の進入も無く快適だったようだ。 |
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準備を整え、仏ヶ峰に向かって出発。 | |
中古池に咲くシシウド | |
仏ヶ峰登山口は、思っていたのとは違う感じだった。 | |
先ず、そこにはスキーのゲレンデが有り、通り過ぎた一番高いところがどうやら仏ヶ峰登山口の登山口らしい。 と言うのも、そこには指導標が無いから、特定は出来ない。 |
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でも構わず登山道らしい道を登って行くと指導標が現れたのだった。 | |
仏ヶ峰に行く前からブナ林が始まった。 | |
クロズルが左右に白いお花を咲かせていたが、ヤブ漕ぎ人生では敵と言って良い植物。 何度となく私を先に進ませず、ツルが藪の中に潜んでいて通せんぼをするのだった。 |
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三等三角点のあるここが仏ヶ峰の様だ。特に山頂標識は無かった。 | |
小沢峠を過ぎるとブナ林になるかと思っていたが、既に美しい林が広がっていた。 先程少し降った雨が樹間流となってブナの肌に立筋の模様を付けていた。 |
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ここのブナの特徴は色白の木肌だと言う事。 | |
清々しいブナの森。 | |
小沢峠 | |
場所によっては灌木が左右から倒れ掛かり、行く手を阻むが、それもご愛敬。 | |
更に美しいブナの森が続く。 | |
特に巨木が有る訳では無いが、素晴らしい。 | |
メンバーから思わず笑顔がこぼれた。 | |
あそこに見えるのが鍋倉山。 一つのピークかと思ったら偽ピークが次々に現れたのには、疲れた身体にきく。 写真を良く見ると、確かに手前に山があったようだ。 |
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鍋倉山到着。 ここまで来ればゴールは間近だ。 |
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二等三角点が埋設されていた。 | |
石祠は崩れていたが、それでもお賽銭がじゃらじゃらとあった。 | |
鍋倉山と黒倉山の間の僅かなギャップに久々野峠はあった。 | |
黒倉山には直ぐに到着。 | |
そこにはお二人の先客がいて、休んでいた。 信越トレイルの事は何でも知っている様子。 信越トレイル、最初は斑尾山から森宮野原駅迄だったが、近年になってから苗場山まで延長された話しなど、有益な情報が得られて良かった~。 |
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さて、いよいよフィニッシュ間近か! | |
ガスがかかって幽玄な雰囲気。 | |
その前に難読漢字の峠。(どうがたとうげ)と読む。 | |
関田峠に近付くにつれ、踏み跡は更にしっかりとなり、沢山の人が歩いている事が分かった。 | |
最後はこの様に広い道となった。 | |
関田峠到着。 目の前にデポした車が待っていたので、いざ!飛び乗って桂池へまっしぐら。 |
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桂池には釣り客が数人。車が止まっていた。 | |
桂池テントサイトの紅い屋根が微かに見える。 心でお礼を言って真っすぐ高崎に向かって、上々の山行を締めくくった。 |